JavaScriptでいちばん使われているAPIは「indexOf」、マイクロソフト調べ

2010年4月6日

マイクロソフトがIntenret Explorer 9を開発するにあたり、人気のある7000ものサイトでどんなJavaScriptのAPIが頻繁に使われているのかを調査した資料が公開されています

ちょっとした小ネタなのですが、興味深かったので紹介しましょう。

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よく使われているAPIの1位は「indexOf」で、これは文字列を左から検索するときに使うAPI。たしかによく使いそうなAPIですが、まさか1位とは。しかも、94%のサイトで使われているそうです。ほとんどすべてのサイトで使われているのですね。かなり意外でした。

13位は「getElementById」。これが上位にくるのは納得です。何かWebページ上の要素を操作しようとすれば、だいたいこれでオブジェクトを取得することから始まりますからね。これも80%のWebサイトで利用されているとのこと。ちなみに、最後のdは小文字なのですが、これをよく大文字に間違えてしまいます…。

27位は「addEventListener」。これもまあこんなところでしょうか。ボタンをクリックしたときなど、何かイベントをきっかけにした処理をしたい場合には、これでオブジェクトにイベントを追加しますからね。

62位は「getComputedStyle」。これは一体なんでしょう? 手元のマニュアルには載っていなかったので検索してみると、どうやらある要素に当たっているスタイルを返してくれるAPIのようです。僕は一度も使ったことがありません。もしかしたら、jQueryなどよく使われているライブラリの中で呼び出されているために、知らないうちに使われているのでしょうかね。

さて、JavaScriptプログラマの読者の方は、どんなAPIをよく使うのでしょうか?

Tags: JavaScript プログラミング言語 Ajax

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