米オラクルがネットワーク仮想化対応イーサネットスイッチ2機種を発表。データセンター市場の獲得を狙う

2015年3月10日

米オラクルはデータセンター向けのイーサネットスイッチ「ES2-72」と「ES2-64」の2機種を発表しました。データセンター向けのネットワーク市場を狙った製品展開と見られています。

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ES2-72は光ファイバーにも対応した高性能モデルで、最大18ポートの40GbEもしくは72ポートの10GbEに対応。ES2-64は40ポートの10GBaseTと最大6ポートの40GbEあるいは24ポートの10GbE対応。

いずれもデータセンターのネットワークエッジ部での利用を想定。L2/L3スイッチ、L4ロードバランサー機能を備え、VXLANにも対応。

オラクルはこれに合わせて同社のSoftware-Defined Network(SDN)を拡張し、以前から対応していたInfiniBnadに加えてイーサネットスイッチを包含、データセンター全体でネットワーク仮想化を実現すると説明しています。

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データセンター内のサーバ、イーサネットスイッチ市場を取りに行く

オラクルはこれまで、Exadataに代表される高価格高付加価値の製品に注力していました。しかし今年の1月にラリー・エリソン氏が新戦略を打ち出し、まず一般的にデータセンターの中核的なサーバとして広く使われている普及価格帯のサーバ市場に新製品「Oracle Virtual Compute Appliance X5」で参入

このときに競合製品として比較していたのはVCEのVBlockでした。

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そして今回の発表では、同じくデータセンターで広く使われているエッジスイッチ市場へ参入。今回の競合製品はシスコのスイッチです。

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オラクルはデータセンター内のデータベースサーバだけでなく、広く使われている中核的なサーバ、イーサネットスイッチの市場に同社の新たな成長分野を見つけ、自社のラインナップでカバーすることを目論んでいるわけです。

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カテゴリ サーバ / ストレージ / ネットワーク
タグ  Oracle , データセンター , ネットワーク


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