ストレージ上で仮想マシンをHypve-V、vSphere、Xen対応に自動変換してくれる「NetApp Shift」、NetAppがプレビュー公開

2013年6月19日

自社のシステムがすべて特定のOS、例えばSolarisやWindowsやLinuxなどのいずれか1種類で統一されている、という企業が極めて少数だと考えられるのと同じように、仮想環境がすべて特定のハイパーバイザに統一されている、という企業はそれほど多くないでしょう。

Tech Preview: Shift Cloud Platforms without Migrating Data | Vaughn Stewart

そうしたハイパーバイザの違いを、ストレージ内部で吸収してしまおうというのがNetAppがプレビューを公開した「NetApp Shift」です。NetApp Shiftは、仮想マシンのデータをストレージ上で自動的に変換してくれるという機能を備えています。

ライブマイグレーションのように仮想マシンを変換していく

デモ動画が公開されているので、ポイントをキャプチャで紹介します。

vShpere用の仮想マシンが、ここでは29個起動していて、合計で1.1テラバイト分あります。

fig

Hyper-Vの環境には起動されている仮想マシンは1つもありません。

fig

ここでNetApp Shiftを起動。vSphereの仮想マシンを全部選択して変換をかけると、29の仮想マシンが次々に変換され、Hyper-V環境で立ち上がってきます。

fig

デモでは1分もしないうちに変換が終了。すべてHyper-Vの仮想マシンとなりました。マニュアルでの変換もデータのコピーも不要で、まるでライブマイグレーションをするようにvSphereからHyper-V、あるいはその逆へと面白いように変換されていきます。

NetAppのような共有ストレージアレイは、仮想環境の構築に欠かせません。そのストレージが仮想環境をさらに便利にするためにインテリジェントに進化するのは、極めて自然な方向なのだと思わされます。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

タグ : Hyper-V , NetApp , VMware , 仮想化



≫次の記事
マイクロソフト、Windows Azureで自社製ERP製品群を正式サポート開始
≪前の記事
ARMコア64ビットサーバは2014年後半に登場予定。AMDがサーバ向けプロセッサのロードマップ公開

カテゴリ



Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



新着記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig