[速報]オラクルがパブリッククラウドへ参入! 「Oracle Public Cloudは業界標準のクラウドだ」エリソン氏自身が発表。Oracle OpenWorld 2011

2011年10月6日

サンフランシスコで開催中のOracle OpenWorld 2011。開催4日目、最後の基調講演にたったオラクルCEO ラリー・エリソン氏は、満面の笑みを浮かべて「Oracle Public Cloud」を発表しました

これまでクラウドに背を向けた発言を繰り返してきたエリソン氏ですが、その裏で同社独自のクラウド開発が着々と進められていたのです。発表の内容を速報で紹介します。

Oracle Public Cloud発表

最後の基調講演に登場したエリソン氏。「Oracle Public Cloudを発表する」

fig

われわれのクラウドがほかのクラウドと異なるのは、業界標準で構築されており、ほかのクラウドとのインターオペラビリティがフルに実現できるプラットフォームであることだ。

fig

主要なサービスを紹介する。

「Databaseサービス」は、どんなOracleデータベースもクラウドで実行できる。

業界標準のデータベースだから、データはオンプレミスのデータベースにでも、Amazonクラウドにも、ほかのパブリッククラウドにも移動できる。

fig

「Javaサービス」。Java EEのアプリケーションが実行できる。

業界標準だから、アプリケーションはAmazonクラウドにも、IBMクラウドにも移動できる。

おっと、セールスフォース・ドットコムのクラウドには持って行かないように、彼らのクラウドでは実行できないからね。「Herokuを買収したよ! Javaに対応したよ!」 って? Java EEはどうだい? 独自バージョンのJavaしか対応しないじゃないか。

クラウドで有名な人物が「偽のクラウドに気をつけろ!」と言っているそうだが、それはいいアドバイスだね(笑) 私たちのクラウドは業界標準のJava、XML、SOAベースだ。

fig

「Dataサービス」。われわれはさらに、D&Bやソーシャルネットワークなど有用なデータの購入もしている。顧客はこうしたデータをわれわれから再購入可能だ。

fig

われわれのクラウドはクレジットカードでサインインしてすぐにDatabaseサービス、Javaサービス、そしてERP、CRMなど業務アプリケーションのスイート「Fusion Applications」のサービスを提供する。

fig

われわれのFusion Applicationsは、すべて業界標準のJavaで開発されており、パブリッククラウドでも、オンプレミスでも、まったく同じコードが動作している。

Oracle Public Cloud関連記事

ラリー・エリソン氏によるOracle Public Cloudの発表は、本記事を含む次の3本の記事で紹介しています。

Oracle OpenWorld 2011関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Delicious

タグ : Java , Oracle , クラウド , リレーショナルデータベース

≫次の記事
ラリー・エリソン氏、逆襲「偽のクラウドに気をつけろ!」。オラクルのクラウドをセールスフォース・ドットコムと比較。Oracle OpenWorld 2011
≪前の記事
オラクル、マーク・ベニオフ氏の基調講演を突然キャンセル。ツイートが気に入らなかった? Oracle OpenWorld 2011

Loading...

Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。新しいオンラインメディアの可能性を追求しています。
詳しいプロフィール


新サイト「Publickey Topics」始めました!


Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
RSSリーダーで : Feed





アクセスランキング - 過去7日間

  1. 最近よく目にする「フルスタックエンジニア」とは何だろうか?
  2. クラウド事業者がテクノロジーリーダーになる理由~クラウドコンピューティングの雲の中(その1)。NII Open House 2013
  3. レッドハットがPaaS型クラウド「OpenShift Online」正式サービス開始。Java、PHP、Ruby、Node.jsなど多言語対応。無料プランは継続
  4. 分散ストレージの整合性をいかに解決するか。プライマリ-バックアップ方式と分散コミット~クラウドコンピューティングの雲の中(その2)。NII Open House 2013
  5. チップスケール原子時計やSoCがこれからクラウドを変えていく~クラウドコンピューティングの雲の中(その3)。NII Open House 2013
  6. クラウドへ基幹システムを移行する東急ハンズ。決断したきっかけ、システム構成、メリットを語る。AWS Summit Tokyo 2013
  7. PR:業務アプリを超高速に開発する「Wagby」。データモデルを基に、オープンソースを基盤にしたJavaコードを自動生成
  8. ARMコア64ビットサーバは2014年後半に登場予定。AMDがサーバ向けプロセッサのロードマップ公開
  9. AndroidとChromeは統合し、Packaged Web Appsが重要になる。丸山先生が予想する新しいアプリケーションの形
  10. 連載マンガ Mr. Admin:長持ちPCは美徳?
  11. 開発と運用の新しい関係、「DevOps」とは何か?
  12. ストレージ上で仮想マシンをHypve-V、vSphere、Xen対応に自動変換してくれる「NetApp Shift」、NetAppがプレビュー公開
  13. OpenStackの構造と内部動作、自分でクラウドを構築する意味とは。QCon Tokyo 2013
  14. 基幹システムをクラウドへあげるのは簡単ではなかった。ノーチラス・テクノロジーズがクラウドの現実を語る(前編)
  15. Publickey Smar

Publickey 最新記事 10本

Publickey Topics 最新記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig



blog comments powered by Disqus