仮想化エバンジェリスト「タカハシ」氏のショートビデオが面白い

2010年2月3日

ユニアデックスの仮想化エバンジェリスト「タカハシ」氏が、仮想化のトラブルや課題を次々に解説していくショートビデオ「仮想化の落とし穴と脱出法 - The Movie - 」がとても面白く、毎回見ています。

仮想化は単に1つのハードウェアの上で複数の仮想マシンを動かすだけ、のはずですが、実際には仮想化に起因するさまざまな課題やトラブルが発生します。タカハシ氏はその中で代表的なトラブルや課題を紹介し、ショートビデオで詳しく解説してくれます。

fig 仮想化によって引き起こされるトラブルなどの例(第3話トラブルメニューから)

例えば、仮想マシンで動作しているLinuxの時計がなぜか激しく進んだりするトラブル。この解説のために、PCのハードウェアが備える時刻管理の機能から、最終的にLinuxの時刻補正アルゴリズムがどのように影響しているか、までを紹介。

fig PCのハードウェア機能として備わっている時刻管理などの機能(第4話トラブル事例Linux仮想マシンの時計が合わない(前編)から)

また、仮想化を行うとなぜ1台のサーバに10本ものケーブルを接続することが必要になるのか。それぞれのケーブルやネットワークが果たす役割とその重要度について解説してくれます。

fig 仮想化によって必要となるさまざまなネットワークの機能を解説(第6話仮想化で増えるケーブルから)

現在のところ7回までのビデオが公開されています。各ビデオはどれも5分以内で見終えることができるものばかり。最新の回では仮想ネットワークスイッチの管理について解説が始まったところです。

仮想化したサーバを管理運営することは、実は物理サーバよりもずっと手間がかかることだとはよく言われることです。タカハシ氏が解説するトラブルや課題によってそのことが非常によく分かります。

仮想化は今後、あらゆるサーバの上で必須の機能になることでしょう。まだ仮想化についての経験がないエンジニアの方も、ぜひご覧になることをおすすめします。

国内SIerのエバンジェリストに期待!

蛇足ですが、これまでエバンジェリストという肩書きを持つ人は、マイクロソフトやIBM、アップル、オラクルなど、外資系のソフトウェアベンダーの方ばかりでした。国内企業でしかもSIerから、説明もうまくてキャラの立つエバンジェリストが登場したことにも、とても注目しています。

実は先日実際にセミナーを拝見する機会があったのですが、ユニアデックスのように複数ベンダを扱っているSIerの特徴を活かして、特定の製品に縛られない発言ができ、かつ各ベンダーの製品のメリットとデメリットまで具体的に指摘できる点などは、他社には真似できないとても有意義なものだと思いました。タカハシ氏の今後の活躍に期待しています!

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タグ : おもしろ , 仮想化



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