SUSEがRed Hat Enterprise LinuxとCentOSにもテクニカルサポートやパッチを提供。「SUSE Liberty Linux」プログラムを発表

2022年1月21日

SUSEは、SUSE Linux Enterprise Server(以下SLES)およびRed Hat Enterprise Linux(以下RHEL)、CentOSに対応するサポートプログラム「SUSE Liberty Linux」の提供を発表しました

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SUSE Liberty Linuxは、ディストリビューションやソフトウェアの名前ではありません。SLES、RHEL、CentOSの3つのLinux OSをSUSEがワンストップでサポートする、サポートプログラムの名称です。

具体的にはこのプログラムの下で、管理ツール、テクニカルサポート、パッチが提供されます。

管理ツールとして提供されるSUSE Managerは、SLES、RHEL、CentOSを1つの管理画面で管理するツールです。任意のLinuxシステムをグループ化して管理でき、状態管理やアップデートの有無などを確認できます。オンプレミスはもちろん、ベアメタルサーバや仮想化基板上で稼働しているサーバ、クラウド上のサーバも管理可能です。

テクニカルサポートとしては、24時間365日のチャット、電話、メールで質問を受け付け、対応します。

そしてRHEL、CentOSなども含めて本家とバイナリコンパチブルなパッチやアップデートを提供するとしています。

このLiberty Linuxによって、マルチベンダ環境にあるLinuxをワンストップで管理できるとSUSEはそのメリットを説明しています。

Tags: Linux OS SUSE オープンソース

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Junichi Niino(jniino)
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