[速報]Kubernetes on Windows ServerをDocker EEでサポート。LinuxとWindows Serverのコンテナオーケストレーションを統一的に管理。DockerCon 2018

2018年6月14日


サンフランシスコでDockerのイベント「DockerCon 2018」が開幕しました。

同社は昨年10月にデンマークで開催した「DockerCon EU 2017」で、それまで同社のSwarmと競合していたKubernetesのサポートを電撃的に発表しています。

今回のDockerCon 2018ではそれをさらに強化し、Docker Enterprise Edition(以下Docker EE)でKubernetes on Windows Server(Windows Server版Kubernetes)のサポートを発表しました。

これにより、LinuxとWindows ServerのどちらのOSのコンテナを、KubernetesとSwarmのどちらのコンテナオーケストレーションツールで管理したとしても、Docker EEで統一的な管理を実現するとしました。

Docker EEでWindows Server版Kubernetesでサポート

基調講演に登場したDocker チーフプロダクトオフィサー Scott Johnston氏(左)と、マイクロソフト Windows Server コーポレートバイスプレジデント Erin Chapple氏(右)。

Kubernetes on Windows Server with Docker EE fig1

Dockerとマイクロソフトは2014年に協業を開始、2016年にはWindows Server Containerをリリース。2017年にはDocker EE for Windows Serverをリリースしてきました。

Kubernetes on Windows Server with Docker EE fig2

そして今回、Docker EEでWindows Server対応のKubernetesをサポートすると発表。

Kubernetes on Windows Server with Docker EE fig3

これによりDocker EEで、SwarmとKubernetesのどちらのオーケストレーションツールを利用でき、Windows ServerもしくはLinuxのコンテナをクラスタ化してまとめて管理できるようになります。

Kubernetes on Windows Server with Docker EE fig4

下記はデモで紹介されたDocker EEの管理画面。3つのノードはそれぞれSwarmで管理されたLinuxノード、Swarm/Kubernetesのどちらにも対応(mixed)した管理用ノード、Kubernetesで管理されたWindows Serverノードとなっています。

Kubernetes on Windows Server with Docker EE fig5

Kubernetes自体は、昨年12月にリリースされたKuberenetes 1.9でWindows Server対応がベータ版として登場しており、正式版リリースに向けて開発が進んでいるはずです。

DockerCon 2018

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