[速報]AzureのシェルとしてBashを搭載、マイクロソフトが「Cloud Shell」発表。コマンドラインで自由に操作、PowerShellも搭載予定。Build 2017

2017年5月11日

米マイクロソフトはシアトルで開発者向けイベント「Microsoft Build 2017」を開催。1日目の基調講演で、BashのコマンドラインでMicrosoft Azureを操作できる「Azure Cloud Shell」を発表しました。

fig

Cloud Shellは、Microsoft AzureのシェルとしてLinuxで一般的なBashが使えるというもの。

fig

Azureポータルにターミナル機能を実現するオープンソースソフトウェア「Xterm.js」が内蔵され、このターミナル経由で呼び出すことができるため、Webブラウザさえあればどこからでもシェルにアクセス可能。

シェルはコンテナ上で実行される本物のBashで、PowerShellも利用可能になる予定とのこと。一般的なシェルコマンドに加え、テキストエディタ、ソースコード管理、ビルドツールなども利用可能。Node.js、Python、.NETなどの主要なプログラミング言語も実行可能。

シェルに対応して永続的なクラウドストレージも利用可能になっているため、そのホームディレクトリにファイルを保存すると、いつでもシェルから参照できるようになっています。

fig

同時に、コマンドラインからAzureの操作を可能にするコマンドラインインターフェイス(CLI)も内蔵されており、コマンドラインから仮想マシンをプロビジョニングするといったこともできます。

Build 2017 day1

Build 2017 day2

あわせて読みたい

Linux Microsoft Azure クラウド Microsoft




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本