Mozillaの新型高速ブラウザエンジン「Servo」、初めてのデベロッパープレビューが公開。Rust言語で開発中

2016年7月6日

Mozilla Researchが新しい高速のブラウザエンジンとして開発している「Servo」の、初めてのデベロッパープレビューとデモ動画公開されました

fig

Servoは、Rust言語で開発されているブラウザエンジン。HTMLのパース、レンダリング、画像処理、レイアウトといった処理を独立して並列的に実行するなどにより、最近のプロセッサの特長であるマルチコア、SIMD命令、GPUなどを活用し、高速なWebブラウジングを実現しようとしています。

Rust言語もServoのこのコンセプトを支えるための言語といえます。RustもMozillaが開発しており、C言語と同様にOSやデバイスドライバなどのシステム処理の記述に適し、コンパクトなランタイムで高速に実行できる一方で、不正なメモリ操作による障害を起こさないようメモリセーフな言語として設計されています。

しかもマルチスレッドで実行されてもスレッド間でデータ競合などを起こさないスレッドセーフであることもRust言語のレベルで保証しています。

今後、年内にも現在のFirefoxのレンダリングエンジンであるGeckoの一部分を実験的にServoにした実装などが登場する見通しです。

ServoのデベロッパープレビューはmacOS用とLinux用が公開されています。下記は公開されたServoのデモ動画です。


このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

タグ : HTML5 , Mozilla , Webブラウザ



≫次の記事
[速報]オラクルと富士通がクラウドで戦略的提携。富士通が国内データセンターからOracle Database Cloud Serviceを提供
≪前の記事
NASA、木星探査機「Juno」のアプリを公開。木星のオーロラなど最新画像を反映

カテゴリ



Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



新着記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig