米オラクル、Amazon Glacierに対抗する低価格なクラウドストレージ、Node.js対応のPaaSなど、クラウドの拡充を発表

2015年6月25日

米オラクルは同社のクラウドサービスの拡充を23日、発表しました。新サービスは、PaaSにおけるNode.jsやJRubyの対応、AmazonクラウドのGlacierに対抗したデータアーカイブサービス、クラウドへの専用線によるダイレクトコネクトサービスなど全部で24種類以上。

発表は同社CTO兼取締役会長のラリー・エリソン氏が行い、インフラとプラットフォームにおいて主要なサービスが揃ったと発言。サービスの充実に自信を示しました。

クラウドの主要なビルディングブロックをすべて揃えた

オラクル CTO兼取締役会長 ラリー・エリソン氏。

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オラクルは、クラウドのIaaS、PaaS、SaaSの3つのレイヤをカバーしている。

IaaSではAmazonと競合しており、PaaSとSaaSではSalesforce.comと競合している。われわれはSAPやIBMと競合していたが、クラウドではもうこれらとは競合していない。世界は根本的に変わったのだ。

今日のこの24種類以上の発表で、クラウドサービスを構成する主要なビルディングブロックをすべて揃えたことになる。

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Amazonと価格で競合する

アプリケーション開発では、JavaだけでなくNode、Rubyにも対応する、モバイルにも対応した。いま使っている開発ツールがそのまま使える。

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コンピュートとストレージでは、ノイジーネイバーの影響を受けない占有コンピュート、NFSベースのファイルストレージ、アーカイブストレージなどを提供する。

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オンプレミストクラウドを直結するダイレクトコネクトも提供する

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Amazonとの競合に際して、われわれは(PaaSで提供するような)自動化や高い性能、高いセキュリティといったもので挑む。

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また、クラウドのストレージはもはやコモディティとなった。コモディティにおいて価格は非常に重要だ。

Amazonの人気ストレージに低コストなGlacierストレージサービスがあるが、われわれのArchive Storageはこれと競合する。Amazonが1カ月1ギガバイト当たり1セントで提供するのに対し、われわれはその10分の1で提供する。

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今日の発表において、われわれはクラウドを完成させたと言っていい。もちろんこれからも改善し続けていく。

モダンなアプリケーションの開発と運用に必要な主要な部品が揃ったと言える。

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カテゴリ クラウド
タグ  IaaS , Oracle , SaaS


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