HerokuがPHPサポート発表、FacebookのHipHop VM採用で高パフォーマンスを実現

2014年5月2日

RubyやNode.jsなどの言語をPaaSとして提供してきたHerokuが、PHPのサポートを発表しました

Heroku | Introducing the new PHP on Heroku

Herokuは今回のPHPのサポートを「new PHP on Heroku」と表現しています。それは単にPHPをサポートしたのではなく、Facebookがオープンソースで開発している高速なPHPのランタイムであるHipHop VM(HHVM)を利用可能にしているためです。

At the foundation of the new PHP is Facebook’s HipHop VM, a modern, high-performance runtime for PHP that promises orders of magnitude speed improvements while retaining compatibility. With help from the Facebook team, this VM is now available as part of the Heroku buildpack, so developers can quickly deploy their PHP code onto this new VM just as they would Rails or Python.

新しいPHPの基盤にあるのはFacebookのHipHop VMだ。モダンで高パフォーマンスのPHPランタイムは、桁違いの高速性を互換性を保ちつつ実現する。

Facebookチームの支援を得て、このVMはHerokuのbuildpackの一部として利用可能になった。つまり、デベロッパーはRailsやPythonと同様に、迅速にPHPのコードをこの新しいVMにデプロイできるのだ。
(「Introducing the new PHP on Heroku」から引用)

HHVMはPHPのJITコンパイラで、HHVMのサイトの解説によるとPHPコード(およびFacebookがHHVM用に開発したHack言語)を中間言語のバイトコードに変換し、このバイトコードが動的にx64のネイティブコードへ変換されます。このプロセスは静的コンパイラよりも効率的な最適化によって高いパフォーマンスを実現しています。

主要なPaaSとしては、すでにGoogle App EngineがPHPをサポートしていますが、HerokuがPHPを、しかもHHVMによるPHPのサポートを開始したことで、クラウドで利用可能なプログラミング言語の選択肢がまた1つ広がってきました。

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タグ : Heroku , PaaS , PHP , クラウド



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