Amazonクラウドのストレージ半額値下げにマイクロソフトが対抗、Windows Azureもストレージを値下げ「多くのリージョンでAWSより安く」

2014年1月27日

Windows Azureは昨年2013年4月に、仮想マシンやストレージといったIaaS型クラウドサービスを正式にスタートさせました。この発表にあわせてマイクロソフトは、IaaS型クラウドで先行するAmazonクラウドに対し、価格で対抗することを約束しています

Announcing Reduced Pricing on Storage - Windows Azure - Site Home - MSDN Blogs

その約束を果たすときが来ました。先週、AmazonクラウドはブロックストレージサービスのAmazon EBSを半額に、オブジェクトストレージのAmazon S3を最大2割引きにすると発表したのです

多くのリージョンでAWSより安く

マイクロソフトは1月24日、Windows Azureブログに「Announcing Reduced Pricing on Storage」という記事をポストし、Amazonクラウドの値下げに対抗してWindows Azureのストレージを値下げすると発表しました日本マイクロソフト 佐藤氏による日本語訳)。

詳しい価格表はまだ発表されていませんが、Amazon EBSに相当するページBLOBが最大20%の値下げ、Amazon S3に相当するブロックBLOBが最大28%の値下げ。ストレージトランザクションの価格は50%の値下げだと説明されています。新価格の適用は3月13日から。

この値下げにより、多くのリージョンでAWSより安くなるという点が強調されています。

We’re also making the new prices effective worldwide which means that Azure storage will be less expensive than AWS in many regions.

新価格はワールドワイドで設定される。これはAzureストレージが多くのリージョンでAWSよりも安くなるということだ。

Windows Azureは今年前半にも日本リージョンの開設も予定されており、国内ではそれに向けて積極的な展開が始まるとみられています。このタイミングで価格の面でAmazonクラウドに引き離されるわけには行かないところです。

そして、日本に拠点を持つ、あるいは持とうとしているAmazonとマイクロソフトというグローバルプレイヤーがしのぎを削って値下げを続ける中で、国内のクラウドベンダーはこの価格低下をどう見ているのかも気になるところです。

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カテゴリ クラウド
タグ  AWS , IaaS , Microsoft , ストレージ


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