セールスフォース、無料で使えるクラウドデータベース「Database.com」を発表。Dreamforce '10

2010年12月8日

セールスフォース・ドットコムは12月7日(現地時間)、サンフランシスコで行われた同社のイベント「Dreamforce '10」の基調講演で、クラウド上にホスティングされたデータベースサービス「Database.com」を発表しました。

Database.com

(基調講演の内容については、1つ前の記事「セールスフォース・ドットコム、企業向けマイクロブログ「Chatter」を無料化。フリーミアム戦略へ。Dreamforce'10」を参照してください)

Database.comはビジネスアプリケーション向けのリレーショナルデータベースサービス。ブラウザからスキーマを自由に定義でき、障害時の自動フェイルオーバー、普段のバックアップ、ディザスタリカバリなどの運用をすべてクラウドに任せることができます。

しかも3ユーザー、10万件、月間5万トランザクションまでは無料で利用可能。

セールスフォース・ドットコムは、同社が以前から提供しているSaaSの「Salesforce CRM」や、PaaSの「Force.com」のバックエンドとしてクラウド上でデータベースを提供してきており、今回のDatabase.comはそのリレーショナルデータベースの部分を単独のサービスとして提供するものと位置づけられます。

Database.comはすでにWebサイトが公開されており、情報も公開されています。公開されているビデオを中心に、Database.comの特徴を紹介しましょう。

Database.comへはREST、JPAなどでアクセス可能

Database.com。雲のアイコンがセールスフォース・ドットコムっぽい形。

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WebブラウザからDatabase.comにログインし、ブラウザからスキーマの定義、リレーションの定義が可能。サードパーティのツールを利用すれば、コマンドラインからSQLで直接操作もできる。

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データベースに対しては、さまざまな言語やデバイスからインターネット経由でアクセス可能。REST、JPA、SOAPなどのAPIが用意され、認証プロトコルとしてOAuth2、SAMLが使える。Java、.NET、PHP、Ruby、iOS、Androidなどに対応したツールキットが提供される。

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iPadからDatabase.comにアクセスするアプリケーションなどが作れる。Androidも同様だ。ドキュメントや画像、ビデオなどもデータベースに格納できる。フルテキストサーチ機能もある。

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Database.comのデータベースは自動的にバックアップされ、ディザスタリカバリのためのレプリケーションも行われていて、障害が発生した場合には自動的にフェイルオーバーが行われるため、利用者は運用に手間をかける必要がない。

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クラウド上で運用されているため、自動的にスケールし、しかも大規模対応である。

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Database.comの提供は2011年から。2011年後半には管理コンソールの提供もはじまるとされています。

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タグ : Salesforce.com , クラウド , リレーショナルデータベース



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