速報:Oracle+Sun統合製品第一弾はOLTPとDWHの両対応マシン、Xeon5500+Flashストレージ+InfiniBand

2009年9月16日

米オラクルは、同社とサン・マイクロシステムズの製品を統合した最初の製品、「Oracle Exadata Database Machine Version 2」(以下Exadata V2)を発表しました。

発表は同社CEOのラリー・エリソン氏が行い、Exadata V2の特徴を次のように紹介しています。「Exadata V1はデータウェアハウス処理のためのシステムだったが、Exadata V2はデータウェアハウスとOLTPの両方のためのシステムだ」。

fig ラリー・エリソン氏がExadata V2を紹介。最高速のOLTPマシンであり、データウェアハウス処理もExadata V1の2倍の速度と(製品発表会のWebキャストから。以下同じ)
fig Exadata V2は400GBのDRAMと、5TBのフラッシュストレージを搭載可能

エリソン氏によると、Exadata V2はサンのFlashFireテクノロジによる非常に高いランダムアクセス性能による世界最高速のOLTPマシンであり、かつデータウェアハウス処理においてExadata V1の2倍の性能を備えているとのこと。

Exadata V2の特徴は、CPU、メモリ、ディスクのスループットなどあらゆる性能を向上させたうえで、フラッシュメモリを利用したFireFlashテクノロジで高いランダムアクセス性能を実現している点。エリソン氏は「FireFlashは単なるフラッシュメモリによるストレージではない、もっと高速だ」とFireFlashを説明しています。

fig Exadata V2の主要なコンポーネントは、データベースサーバを稼働させるServer Grid、コンポーネント間を結ぶ高速なInfiniBand、そして高いアクセス性能を誇るStorage Server Gridの3つ
fig 最小構成から必要な性能や容量に応じて構成を強化していける。さらに複数ラックの構成も可能

また、ラック内のハードウェアはすべて冗長化されて単一障害点(シングルポイント・オブ・フェイラー)がなく、かつ1ラックから8ラック、そして32ラックへとインクリメンタルなハードウェアの増設によって性能向上を実現できる点などが挙げられます。

「スケールアウトこそこれからのアーキテクチャだ。キャパシティ・オンデマンドを実現する。競合他社製品でこれを実現しているところはない。これができるのはオラクルだけだ」(エリソン氏)

従来のOracle製品とも互換性を備えており、既存のデータベースアプリケーションは何の変更もなくそのまま動作するとのこと。

Exadata V2を構成する主なコンポーネントは、データベースサーバとしてインテルXeon 5500プロセッサを搭載したサン・マイクロシステムズのSun Fire X4170。ストレージサーバとして、FlashFireモジュールを搭載したSun Fire X4275、そしてInfiniBand Switchです。

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なお日本オラクルによると、現時点での国内でのExadata V2の扱いについてはまだ未定とのことです。

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タグ : Oracle , SSD



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