Istio 1.10リリース。スケーラビリティの向上やカナリアアップデートを容易に

2021年6月1日

Dockerコンテナで構成された分散アプリケーションに対してサービスメッシュ機能を提供するIstioの最新版「Istio 1.10」がリリースされました

Kubernetesがコンテナを基盤とした分散環境において、クラスタを運用管理するためのインフラを提供する機能を提供する一方、Istioはそのインフラの上で実行される分散アプリケーションのコンポーネントを相互に接続させる機能を提供します。

そのうえでコンポーネント間のロードバランス、ローリングアップデートやブルー/グリーンデプロイメント、暗号化通信、ログ収集など、アプリケーションレイヤでさまざまなサービスを提供します。

スケーラビリティの向上やカナリアアップデートを容易に

Istio 1.10では、主に以下の新機能の追加や変更が行われました。

  • Discovery Selectorsによって特定の名前空間だけを監視対象にすることで、スケーラビリティを向上。
  • Rivision Tagsを導入し、コンポーネントごとにリビジョン番号を割り当てることで、カナリアアップデートがこれまでより容易に実現
  • サイドカーのネットワークインターフェイスとしてeth0経由でのみトラフィックを転送するように
  • Istioのデザインに関わるドキュメントなどを公開
  • Istioのウェブサイトistio.ioを刷新

そのほか詳しい変更点については「Istio 1.10 Change Notes」をご覧ください。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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