Amazon TranslateがOfficeドキュメントに対応。WordやExcel、PowerPointファイルの中身を別言語に翻訳

2020年8月5日

Amazon Web Services(AWS)は、深層学習モデルを利用した機械翻訳サービスのAmazon Translateが、Officeドキュメントに対応したことを発表しました

Amazon Translateはこれまで、テキストファイルとHTMLファイルの翻訳に対応していました。

今回新たに「Office Open XML(OOXML)標準」に対応したファイルフォーマットの翻訳に対応したことで、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointのファイルをそのまま読み込ませ、内容を別の言語に翻訳できるようになりました。

手順はこれまでと同様、Amazon S3に入力元のファイルを置いて出力先を指定し、ファイルの種類を指定。元の言語と翻訳先の言語を指定します。

下記は同社のブログ「Amazon Translate now supports Office documents」で示された、英語(画像左)からフランス語(画像右)に翻訳されたWordファイルの例です(Publickeyの横幅に合わせて画像を一部加工しています)。

fig

ビジネスドキュメントの多くはOfficeファイル形式でしょうから、Amazon Translateの利便性がより高まることでしょう。

Tags: AWS Office クラウド

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本