SlackがメールクライアントのAstroを買収。メールのやりとりもSlackのチャンネルに統合へ

2018年9月26日


SlackはメールクライアントのAstroを買収すると発表しました

AstroはMac、iOS、Androidに対応するメールとカレンダークライアントです。GmailやOffice 365などと同期し、インテリジェントな機能を用いてメールやスケジュールを整理する機能や、Slackと連係することでSlackのチャンネルからメールのやり取りを済ませる機能などを備えています。

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Slackはこれまで、同社のツールから離れることなく、さまざまなアプリケーションを利用できるような仕組みの充実を進めてきました。

今年の5月に開催した同社にとって初めてのデベロッパーカンファレンス「Spec」で発表した新機能「Actions」では、Slackとチケット管理システムのZendesk、バグトラッキングツールのJiraを連係させ、Slackのチャンネル画面からチケットの投稿やバグに関するイシューの投稿などを可能にしています。

参考:Slackが新機能「Actions」を発表、Slack上からほかのツールへの書き込みや操作を可能に

今回のAstroの買収も基本的にはこの、Slackのチャンネル上にすべてを統合するという同社の戦略に沿って、メールやスケジュール管理をSlackに統合しようというものといえます。

Astro買収にあたり、Slackのブログに投稿された記事「Slack acquires Astro to help email and channels work together」では次のように書かれています。

We see this as a natural next step as channel-based collaboration becomes the default way of working.

この買収はチャンネルをベースしたコラボレーションが働く上でデフォルトになるための自然な一歩だと考えている。

Slackはこれまで、メールで行われてきた非効率なコミュニケーションを置き換え、新しい形式で効率的なコミュニケーションを実現するツールとしてシェアを伸ばしてきました。Astroの買収はそれをさらに加速するものとなるでしょうか。

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