ジェラルド・ワインバーグ氏が死去。「ライト、ついてますか」「コンサルタントの道具箱 」などの著者

2018年8月9日


「ライト、ついてますか」「コンサルタントの道具箱 」「プログラミングの心理学」などの著者として知られるジェラルド・ワインバーグ氏が死去したことが分かりました。

ワインバーグ氏の(おそらく)知人であるSue Petersen氏が、Facebookの「Gerald M. Weinberg Fans」グループに以下のように書き込み、死去を知らせています。

There is no easy way to say this, and certainly no easy way to hear it. I am writing this on the evening of August 7th, 2018. Jerry died last night.

He's been in poor health, but this wasn't expected and Dani is coping with all of the things that need to be done. I told her that I would announce it to his friends and colleagues on Facebook, since she doesn't use social media.

大変残念なお知らせで、聞くのもつらいことである。いまこれを書いている8月7日夜、昨夜、Jerry(訳注:ジェラルド・ワインバーグ氏のこと)が亡くなった。

彼はここしばらく健康を害してはいたが、これは予期せぬことであったし、Dani(訳注:ジェラルド・ワインバーグ夫人のDani Weinberg氏)は、しなければならないすべてのことに対応中だ。私は彼女に、彼の友人や同僚にFacebookでこれを知らせると告げた。というのも彼女はソーシャルメディアを使っていないためだ。

ワインバーグ氏の著書の多くは、システム開発やプログラミングにおいて技術的な方法で問題解決をはかる以前に、問題の本質はなにかを分析し、解決することを重視しており、そのためのアプローチや具体的なアドバイスにあふれたものでした。そして多くの技術者やコンサルタントに愛読されていました。

同氏のご冥福をお祈りいたします。

ライト、ついてますか―問題発見の人間学 ライト、ついてますか―問題発見の人間学
自動車用トンネルを抜けた後も車のヘッドライトを点灯して走行し,そのまま長時間駐車してバッテリーを上げてしまった経験はありませんか? この種の問題の解決策としてトンネルの出口に「ライトを消せ」という標識を出すことが考えられるけど,それだと夜中にライトを消す人があるかも知れません。もしあなたがトンネル管理者なら,どんな標識を考えますか?


プログラミングの心理学 25周年記念版 プログラミングの心理学 25周年記念版
本書『プログラミングの心理学』は、人間的側面からソフトウエア開発の問題をあぶり出した意欲作であり、ワインバーグの名を世界中に知らしめた。1971年の初版から四半世紀を経て「25周年記念版」が出版された。「より良いソフトウエアを開発するうえで我々が向き合っていかなければならないのは、技術やスキルだけではない。開発者の心の動きだ」というメッセージは、現代にも通じるものであり、多くの気づきを我々に与えてくれる。

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