Amazon Auroraが1.7へアップデートしてより高速に。並列プリフェッチ、NUMA対応など

2016年9月5日

大規模システム向けのMySQL互換データベースサービスとしてAmazonクラウドが提供しているAmazon Auroraがアップデートされ、パフォーマンスが向上したと発表されました

Amazon Auroraアップデート – Parallel Read Ahead, Faster Indexing, NUMA Awareness | Amazon Web Services ブログ

追加されたのは以下の3つの新機能。

  • Parallel Read Ahead
  • Faster Index Build
  • Numa-Aware Scheduling

Parallel Read Aheadは、ストレージ内のあちこちに書き込まれているデータへアクセスする際に、並列でプリフェッチしていく機能。これによりレンジSelect、フルテーブルスキャン、Alter table、インデックス作成などが最大で5倍高速になったとのこと。

Faster Index Buildは、インデックスのB+ツリーを作成する際にまずリーフを最初に作成していくことでストレージ内で効率よく高速にインデックスを作成できるようになりました。これによりインデックスの追加やテーブルの再構築が最大4倍高速になるとのこと。

NUMA-Aware Schedulingでは、2つのCPUを搭載した最大のデータベースインスタンス(db.r3.8xlarge)において、メモリアクセスのスケジューリングを効率化。同一データベースに数百から数千の接続を行っていてクエリキャッシュやバッファキャッシュを活用するような操作で最大10%の性能向上になるとのことです。

性能が向上した新バージョン(1.7)へのアップデートは、新しくインスタンスを起動する際に自動的に行われます。既に起動しているインスタンスでは「update immediately」か「during your next maintenance window」を選択することでアップデートされます。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly


関連タグ AWS / MySQL / クラウド / DBaaS



タグクラウド(β版)

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed


最新記事10本