[速報]Docker社、「Docker Universal Control Plane」を発表。Dockerアプリを本番環境へデプロイし運用管理を行う統合ツール。DockerCon Europe 2015

2015年11月17日

Docker社はスペインのバルセロナでイベント「DockerCon Europe 2015」を開催しています。2日目の基調講演で同社は、Dockerアプリケーションを本番環境へデプロイし、運用管理を行うためのツール「Docker Universal Control Plane」を発表しました。

Docker Universal Control Plane

Dockerのプロダクトマネジメント担当SVP Scott Johnston氏。

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ビルド、シップ、ランというアプリケーションライフサイクルの中で、デベロッパーのためのツールが揃ってきた。しかし、まだ本番環境へのデプロイとそれをマネージするところが残っている。ここまで含めたアジリティをどうやって確保するのか?

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アプリケーションをアップデートし、あるいは新しいクラウドへデプロイするといった作業も発生するだろう。

例えば、そのためのポイントソリューションがどこかのベンダから登場し、独自サービスにロックインされるのか?

それとも、Docker化されたアプリケーションを、仮想マシンやベアメタルやどんなクラウドにもデプロイし、マネージできて、開発者(Devs)も運用担当(Ops)も使いたくなるようなツール。そうしたものがあるだろうか?

そこで「Docker Universal Control Plane」を発表する。

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これはなにか。Docker化されたアプリケーションの本番環境におけるデプロイとマネージに必要な機能すべてを備えたものだ。

Docker Universal Control Planeの基盤は、Compose、Swarm、Networking、Engine、ストレージボリュームやネットワーク向けのプラグイン群であり、こうしたものをどんな種類のインフラにもクラウドにもプロビジョニングし、Docker化されたアプリケーションをクラスタにデプロイできる。

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Devsはセルフサービス化されたデプロイのワークフローとアップデート機能が利用できる。

Opsは、GUIとコマンドラインでインフラのプロビジョニングとコンフィグレーションがどのようなインフラの組み合わせによるヘテロなクラスタでも利用できる。

エンタープライズ向けにLDAPやActive DirectoryとDocker Trusted Registryとも統合され、DockerネイティブなAPIとコマンドラインも利用可能。パートナーエコシステムもプラグインもそのまま動く。

コンプライアンスのためのモニタリング、ロギング、監査にも対応する。

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ビルド、シップ、ランというDockerコンテナのためのプラットフォームサービスが揃った。

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デモ画面。Docker Composeで環境を構成する。

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するとDocker Universal Control Planeが自動的に検知し、管理画面に反映される。

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CPUやメモリの利用状況なども把握できる。

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ベータ版はここから入手ができる。

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DockerCon Europe 2015

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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