Java 9の新機能(予定)がオラクルから早くも発表に

2014年8月20日

今年の3月にJava 8が正式公開され、次のJava 9はおそらく2年後の2016年に登場すると予想されますが、そのJava 9に搭載される予定の新機能がオラクルから発表されたとInfoQの記事「Oracle Announces First Java 9 Features」が報じています。

JEP 0: JEP Index

InfoQが報じたJava 9の新機能は、JDK Enhancement Proposals(JEP)のインデックスページの中からバージョン9の予定になっているものとしても見つけられるようです。主なものをリストアップしました。

HTTP 2 Client
HttpURLConnectionを置き換える予定で、HTTP 2.0とWebSocket対応

Light-Weight JSON API
RFC7159に準拠したJSONデータの生成と読み込みを行うライトウェイトAPIを提供する

Process API Updates
Java以外のプロセスとのやりとりをするAPIを強化

Segmented Code Cache
性能向上と将来の拡張のため、コンパイル済みコードのキャッシュを分割して保持する

Smart Java Compilation, Phase Two
Smart Javaコンパイラをさらに改善する

また、Java 8に入る予定で延期された、Project Jigsawと呼ばれるJDKのソースコードをモジュール化する「Modular Source Code」もJava 9で予定されています。

もちろん現在のところJava 9の新機能が確定しているわけではなく、これから議論と実装を経て固まっていくことになるはずです。

Tags: Java プログラミング言語 Oracle

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本