オラクル、仮想化アプライアンス「Oracle Virtual Compute Appliance」発表。仮想化に特化したx86プロセッサの汎用マシン

2013年8月16日

オラクルはこれまで、データベースマシンのExadata、ミドルウェアマシンのExalogicなど、ハードウェアとソフトウェアを統合した「エンジニアドシステム」と呼ぶシステムをリリースしてきました。米オラクルは13日、このエンジニアドシステムの最新モデルとして、x86プロセッサを用いた汎用目的のエンジニアドシステム「Oracle Virtual Compute Appliance」を発表しました

fig

仮想化での利用に最適化

Oracle Virtual Compute Applianceは製品名のとおり、仮想化での利用に最適化されたハードウェアとソフトウェアの統合アプライアンスで、Xeonプロセッサを搭載したコンピュートノードが最大25ノード、最大6.4TBメモリ。292GBのSSDと18TBのSASドライブを搭載したZFS Storage Appliance、InfiniBandを用いた高速スイッチなどのハードウェアと、Oracel VMと管理ソフトウェアなどの仮想化ソフトウェアから構成されています。

ストレージは、NASやiSCSI、SANなど外部の共有ストレージアレイも接続して利用可能。

fig

コンピュートノードはラックに追加してケーブルを接続するだけで管理ソフトウェアに自動認識され、利用可能になる設計。また、複数のラックをOracel Enterprise Manager 12cでまとめて管理することもできます。

システムのデプロイにかかる時間を短縮

Oracle Virtual Compute Applianceは、設置して電源とネットワークケーブル、IPアドレスなどを設定すればすぐに利用開始できると説明しており、企業はシステムのデプロイにかかる時間を飛躍的に短縮できるとしています。

fig

あわせて読みたい

サーバ ハードウェア 仮想化 Oracle




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本