アドビの新ツール「Shadow」は、モバイル用Webアプリ開発者必須のツール

2012年3月8日

モバイルデバイス用のWebサイトやWebアプリケーション開発で大変なものの1つが動作確認です。何台ものデバイスを机の上に並べて、ひとつひとつ確認しなければなりません。

アドビシステムズのAdobe Labsが公開した「Adobe Shadow」は、そうした苦労をしているデベロッパー、デザイナーにとって手放せないツールになるでしょう。

複数デバイスに対する同時表示とリモートインスペクション

Shadowがどんなツールなのか解説用ビデオの説明を紹介しましょう。

iPhoneアプリのShadowを起動すると番号が表示されます。

fig

その番号を、MacOSかWindows用Chromeブラウザのエクステンションとして配布されているShadowに入力します。これで、ChromeブラウザとiPhoneがペアになりました。

fig

同じように、Android用ShadowもChromeブラウザとペアにすることができます。Chromeブラウザはいくつでもデバイスとペアが作れます。ここではiPhone、iPad、Android、Kindleなどがペアになっています。

そしてChromeブラウザでWebページを表示すると、ペアとなったデバイスすべてで、自動的にそのWebページが表示されます。

fig

Chromeのタブを切り替えたり、URLを入力するなどで新しいWebページを表示すると、ペアとなったデバイスすべての画面もそのWebページに切り替わります。

fig

モバイルデバイスには、Chromeブラウザの画面が表示されているのではありません。Shadowを通じてChromeブラウザのURLがモバイルデバイスのShadowに送られ、そのURLに基づいてモバイルデバイスのブラウザがレンダリングして表示しているのです。

つまり、複数のモバイルデバイスで問題なく表示されているか、崩れていないかが、PCの操作だけで次々とチェックできるのです。

もう1つのShadowの機能が「リモートインスペクション」。FirefoxのFirebugやChromeブラウザのデベロッパーツールのように、モバイルデバイス上に表示されたWebページのDOM構造、CSSなどをPC上のChromeブラウザから見ることができます。しかも値を変更、編集して反映させることもできます。

fig

これによってモバイルデバイス上に表示されたWebページの状況確認や修正をその場で詳細に行うことができます。

あわせて読みたい

HTML/CSS Web標準 プログラミング言語 Adobe モバイル




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本