グーグル、Google App Engineでのリレーショナルデータベースを来年第2四半期に延期

2010年11月30日

グーグルは、企業向けクラウドプラットフォームとして今年の秋に登場予定だった「App Engine For Business」の主要な機能を、来年第1四半期、もしくは第2四半期に延期することを明らかにしました。

App Engine For Business Roadmap - Google App Engine - Google Code

App Engine For Businessは実質的に来年後半から

App Engine For Businessは、5月に行われたイベント「Google I/O」で発表された新サービス。グーグルのクラウドが企業に受け入れられるために求められている、以下の機能やサービスを追加するものです。

  • セキュリティポリシーなどを管理するコンソール
  • プロフェッショナルサポート
  • 企業向けSLA
  • SSLサポート
  • SQLデータベースのサポート
  • 「分かりやすい価格」の提供
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App Engine for Businessは今年の秋に登場予定とされ、進捗状況が「App Engine For Business Roadmap」で報告されていました。しかしここ数日以内に更新されたと思われる最新の情報によると、これらが提供されるのは来年第1四半期、もしくは第2四半期となっています(ちなみに、この変更についてグーグルの関連ブログなどでの報告は一切ないようです)。

具体的には、以下の見通しになっています。

  • Enterprise Administration Console:Ready, waiting on billing
  • Support:Available in Q1 2011
  • SLA:Available in Q1 2011
  • Billing:Available in Q2 2011
  • Hosted SQL:Available in Q2 2011
  • Custom Domain SSL:Limited Release by EOY 2010

特に、期待されていたリレーショナルデータベース、具体的にはMySQLの提供が来年になってしまったのは残念です。

グーグルは企業向けのクラウドサービスとして以前からGoogle Appsに力を入れています。少なくとも来年後半までは、企業向けサービスとしてGoogle Appsに注力する状況が続くことになるのでしょう。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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