Spring Framework 4.0は9月登場予定のJava 8対応。Spring Sourceが方針を発表

2013年1月25日

主要なJavaフレームワークの1つであり、Pojo(Plan Old Java Object)やDI(Dependency Injection)といった技術が注目されるきっかけの1つでもあったSpring Frameworkの次バージョン「Spring Framework 4.0」は、今年9月にリリース予定のJava 8対応になることなどを、開発元のSpring Sourceが明らかにしました

Next Stop: Spring Framework 4.0 | SpringSource Team Blog

Spring Framework 4.0のおもな特徴は、以下のようになるとのことです(日本語訳したらかえって分かりにくくなってしまったので、原文のまま引用します)。

ざっと読むと、ラムダ式のようなJava 8の機能に対応し、設定や実装にGroovy 2を全面的に採用。Java EE 7の主要な技術であるJMS、JPAなどにも対応するし、WebSocketもサポートする、といったところでしょうか。

4月には最初のマイルストーンが出る予定

Java 8は、予定では今月末にフィーチャーコンプリート。7月にリリース候補ファイナル版、9月に正式版が登場する予定で、Spring Framework 4.0もこれをにらみながら開発することになるようです。Springのブログには次のように記述されています。

We'll be tracking OpenJDK 8's schedule closely, delivering a first Spring Framework 4.0 milestone as early as April. Details will follow in further blog posts as we get closer to M1.

Spring Framework 4.0の最初のマイルストーンを4月の早い時期には提供できるよう、OpenJDK 8のスケジュールを注視していくつもりだ。詳細についてはそのマイルストーンが近づいてきたらまたブログに書こう。

Spring Framework 4.0は、創始者であるロッド・ジョンソン氏がSpring Sourceを抜けてから最初の大きなバージョンアップになるはずです。Java EEもSpringの成功を見習って軽量化やシンプル化を進めている中でどのように受け入れられるのか、注目です。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Delicious

タグ :

≫次の記事
CAP定理を見直す。“CAPの3つから2つを選ぶ”という説明はミスリーディングだった
≪前の記事
「ネットワーク機器は無償で置いておくので、使った分だけお金を払っていただければ。あ、機器管理はウチでチェックしてます」 IIJがネットワーク機器で富山の薬売りモデル開始

Loading...

Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。新しいオンラインメディアの可能性を追求しています。
詳しいプロフィール


新サイト「Publickey Topics」始めました!


Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
RSSリーダーで : Feed





アクセスランキング - 過去7日間

  1. 最近よく目にする「フルスタックエンジニア」とは何だろうか?
  2. クラウド事業者がテクノロジーリーダーになる理由~クラウドコンピューティングの雲の中(その1)。NII Open House 2013
  3. レッドハットがPaaS型クラウド「OpenShift Online」正式サービス開始。Java、PHP、Ruby、Node.jsなど多言語対応。無料プランは継続
  4. 分散ストレージの整合性をいかに解決するか。プライマリ-バックアップ方式と分散コミット~クラウドコンピューティングの雲の中(その2)。NII Open House 2013
  5. AndroidとChromeは統合し、Packaged Web Appsが重要になる。丸山先生が予想する新しいアプリケーションの形
  6. チップスケール原子時計やSoCがこれからクラウドを変えていく~クラウドコンピューティングの雲の中(その3)。NII Open House 2013
  7. Java EE 7対応のアプリケーションサーバ「GlassFish 4」オープンソース版が公開
  8. クラウドへ基幹システムを移行する東急ハンズ。決断したきっかけ、システム構成、メリットを語る。AWS Summit Tokyo 2013
  9. PR:業務アプリを超高速に開発する「Wagby」。データモデルを基に、オープンソースを基盤にしたJavaコードを自動生成
  10. ARMコア64ビットサーバは2014年後半に登場予定。AMDがサーバ向けプロセッサのロードマップ公開
  11. 連載マンガ Mr. Admin:長持ちPCは美徳?
  12. 開発と運用の新しい関係、「DevOps」とは何か?
  13. OpenStackの構造と内部動作、自分でクラウドを構築する意味とは。QCon Tokyo 2013
  14. 基幹システムをクラウドへあげるのは簡単ではなかった。ノーチラス・テクノロジーズがクラウドの現実を語る(前編)
  15. オープンソースのIaaS基盤ソフトウェア「CloudStack 4.1」が公開。アベイラビリティゾーン機能などを追加

Publickey 最新記事 10本

Publickey Topics 最新記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig



blog comments powered by Disqus