Cloudflare、CDNエッジからMySQLやPostgreSQLへ接続を可能にする「Relational Database Connectors」発表

2021年11月17日

Cloudflareは、CDNエッジで実行しているWorkersなどのアプリケーションからMySQLやPostgreSQLなどのリレーショナルデータベースに接続する機能を提供する「Relational Database Connectors」を発表しました

CloudflareはCDNエッジでJavaScriptを実行する「Cloudflare Workers」などの機能を提供していますが、データの永続化についてはオブジェクトストレージやキーバリューストアのようなシンプルなものしか提供されていませんでした。

CDNエッジからMySQLやPostgreSQLなどのリレーショナルデータベースへの接続を実現する「Relational Database Connectors」により、Cloudflare Workersでのアプリケーションの適用範囲がビジネスアプリケーションなどを含む、より高度なデータ処理にまで広がることになります。

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CDNエッジからデータベースへの接続では、Cloudflare WorkersからWebSockets経由でリレーショナルデータベースが稼働しているデータセンターやクラウド上の「cloudflared」(cloudflareデーモン)へトンネル通信を行い、そこからTCPでデータベースへ接続します。

またWebSocketからデータベースドライバへ接続できるような変換レイヤを開発することで、従来のデータベースドライバをほとんどそのまま使うことができるようになったとのこと。

今後はデータベースへのコネクションプーリングと接続確立のオーバーヘッドを管理できるように開発を進めていくとしています。

Relational Database Connectorsはまだ開発段階で、正式リリース時期については触れられていません。

Cloudflareはこのほかに、MongoDBおよびPrismaとのパートナーシップも発表しました。これによりCloudflare WorkersからMongoDBへの接続、そしてPrismaのORM(Object-Relational mapper)経由でMySQL、PostgreSQL、SQL Server、SQLite、MongoDBへの接続も可能になります。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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