Google CloudでもvSphere仮想マシンの実行環境を提供へ、VMwareとGoogle Cloudが提携

2019年8月1日

Google CloudとVMwareは提携を発表。Google Cloud上でVMware環境を提供する「Google Cloud VMware Solution」を発表しました

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Google Cloud VMware Solutionは、VMware vSphere、NSX、vSANなどのVMwareソフトウェアがGoogle Cloud Platform上に展開され、それを顧客が利用できるというもの。これらの展開や運用はサードパーティであるCloudSimpleによって行われます。

これはマイクロソフトがAzure上でVMware環境を提供する「Azure VMware Solutions」と名称も仕組みも同じスキームであり、CloudSimpleが実際のサービスの構築と提供を行っている点も同様です。

参考:マイクロソフトがVMwareクラウド基盤をAzureで提供、「Azure VMware Solutions」を正式発表。Dell Technologies World 2019

「Google Cloud VMware Solution」の発表により、AWS、Azure、Google Cloudと主要3クラウドでVMware環境が出揃うことになります。

しかしVMwareとしては、自社のクラウドサービスとしてVMware Cloudを提供するのはAWS上の「VMware Cloud on AWS」だけとし、それ以外のクラウドベンダーからはCloudSimpleのようなサードパーティを通じてVMware環境を提供することにしているのでしょう。

VMwareのCOOであるSanjay Poonenは今回のVMwareとGoogle Cloudとの提携に関して、次のようにコメントしています。

With VMware on Google Cloud Platform, customers will be able to leverage all of the familiarity and investment protection of VMware tools and training as they execute on their cloud strategies, and rapidly bring new services to market and operate them seamlessly and more securely across a hybrid cloud environment.

Google Cloud Platform上のVMwareにより、お客様のクラウド戦略において、これまでのVMwareのツールに対する知識や投資、トレーニングなどを保護することができ、ハイブリッドクラウド環境においてよりシームレスかつセキュアに新しいサービスを市場へ迅速に提供できるようになるでしょう。

Google Cloud VMware Solutionは今年末までにGoogle Cloud Marketplaceで利用可能になる予定です。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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