NTTコム、閉域網で接続可能なプライベートコンテナサービスを同社のクラウドで提供。コンテナ管理にはRancherを採用

2017年7月7日

NTTコミュニケーションズとNTTPCコミュニケーションズは、コンテナ管理ツールの「Rancher」を提供しているRancher Labsとの協業を発表しました

10月には、NTTコミュニケーションズのクラウドサービス「Enterprise Cloud」のメニューとして、大規模企業向けに閉域網で接続可能なプライベートコンテナサービスの提供を開始予定です。

また、2017年内に、NTTPCコミュニケーションズのクラウドサービス「WebARENA」のメニューとして、中堅中小企業向けパブリックコンテナサービスも提供予定。

fig

両社がコンテナサービスの管理ツールとして採用したのが、Dockerコンテナ管理ソフトウェアの「Rancher」です。

RancherによってDockerコンテナの生成、削除、コンテナおよびホストのスケールイン/スケールアウト、コンテナ及びホストの監視などが可能で、これらをWebブラウザのユーザーインターフェイスから利用できるようになっています。

さらにシステムをカタログ化することで、カタログ化されたシステムの復元や複製も可能になっています。

またコンテナオーケストレーションツールとしてKubernetesも利用可能とのこと。

NTTコミュニケーショングループとRancher Labsはこれらコンテナの基盤を、今月2017年7月から大手製造メーカーのIoT基盤として実証・評価の予定と発表されています。

Tags: Docker クラウド コンテナ型仮想化 NTTコミュニケーションズ

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本