EMCがオールフラッシュの「XtremIO」をバージョンアップ。スケールアウト構成で最大320テラバイトも。EMC World Las Vegas 2015

2015年5月11日

EMCは米ラスベガスで5月4日から4日間開催したイベント「EMC World Las Vegas 2015」で、同社はオールフラッシュストレージの「XtremIO」をハードウェア、ソフトウェア両面での強化を発表しました。

fig

XtremIOはオールフラッシュストレージの高速性に加え、2UのコンポーネントであるX-Brickを追加していくことで容量と性能を拡張できるスケールアウトアーキテクチャを採用している点が特長。

今回、単体で従来の2倍にあたる40テラバイトの容量を持つX-Brickを発表。現時点で最大8つのX-BrickをInfiniBandで接続し、320テラバイトの物理容量まで拡張可能になっています。

さらにXtremIOのソフトウェアもバージョン4.0となり、デデュープや圧縮、スナップショットなどの機能に加え、データセンタースケールでのXtremIOの他の筐体へのレプリケーションやリカバリポイント設定の機能などがフラッシュアレイの性能そのままで実現。アプリケーションのダウンタイムなしでのデータの自動リバランシング機能、VMware、Oracle、SQL Server、Exchange Serverなどと統合されたデータマネジメント機能などを備えています。

EMC Worldの基調講演では、舞台中央にスモークと共に登場したXtremIOをダイナマイトで爆破して丸ごと破壊したとしても、自動的にほかの筐体へフェイルオーバーすることでアプリケーションが問題なく稼働し続ける様子をデモンストレーションで紹介しています。

fig

EMC World Las Vegas 2015

あわせて読みたい

ストレージ ハードウェア EMC フラッシュストレージ




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本