前面にLenovoロゴを刻んだ初めてのSystem x製品「System x3500 M5」が登場
IBMがx86サーバ事業をレノボに移管後、最初のLenovoロゴ搭載System xとなる「System x3500 M5」をレノボが発表しました。同社サーバー・エバンジェリストの東根作成英氏がFacebookで同機の写真を投稿しています。
System x3500 M5は、コードネームHaswell-EPと呼ばれる最大18コアのXeon E6-2600 v3ファミリーを2基搭載可能、メモリは最大1.5TB。2.5型ホットスワップベイを32基もしくは3.5型ホットスワップベイ12基などを備え、5Uサイズのラック型にも変換可能なタワー型のサーバです。
製品前面のベゼルにLenovoロゴが刻まれているだけでなく、起動時の画面もLenovoロゴを表示。マニュアルなど同梱の書類もIBMロゴから順次Lenovoロゴに切り替わっていくとのことです。
昨年10月からレノボに
IBMのx86サーバ事業は昨年、2014年10月からレノボのEnterprise Business Groupの傘下となり、日本でも10月1日からレノボグループ本社の100%出資の「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社」が営業を開始しています。
ただし保守、メンテナンスについては一定期間、レノボの代行として従来通り日本IBMが担当することが以前から発表されています。
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