[速報]Amazonクラウド、インメモリデータベースと大規模データ分析に適した2つの大型インスタンス「ハイメモリ」と「ハイストレージ」を発表。AWS re:Invent基調講演(Day2)

2012年11月30日

ラスベガスでイベント「re:Invent」を開催中のAmazon Web Services。

2日目の基調講演にはAmazon.com CTOのWerner Vogels氏が登壇。昨日発表したデータウェアハウスサービスの「Amazon Redshift」に続き、データ処理に適した2つの大型インスタンスを発表しました。

ハイメモリとハイストレージ

Amazon.com CTO、Werner Vogels氏。

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多くの顧客にとってアメイジングなアプリケーション構築の助けになる2つのインスタンスを発表しよう。

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1つは「ハイメモリインスタンス」タイプ。240GBメモリと2つの120GB SSDを備えている。これは大規模インメモリ処理、インメモリデータベースやインメモリアナリティクスのためのインスタンスだ。

もう1つは「ハイストレージタイプ」だ。117GBメモリを備え、24本の2TB HDDを用意した。つまり48TBのディスクスペースを持つ。これはベリーベリーベリーラージアナリティクス処理に適している。あるいは、大規模なMapReduceを走らせている方から、こうしたインスタンスタイプはないのかと聞かれていたものだ。

エンタープライズにフォーカスした発表が続く

昨日のRedshiftといい、今回のハイメモリ、ハイストレージインスタンスの発表といい、re:Inventでは徹底的にエンタープライズにおけるデータベース処理、データ分析にフォーカスした発表が続いています。

次に発表される「AWS Data Pipeline」も企業がクラウド上でデータ分析を自動化するためのツールです。

≫「[速報]Amazonクラウド、データ統合サービスの「AWS Data Pipeline」を発表。データのバッチ処理、スケジューリングなどの自動化を実現。AWS re:Invent基調講演(Day2)」に続く。

AWS re:Inventレポート

Tags: AWS クラウド IaaS

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Junichi Niino(jniino)
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