Google、HBase API互換のCloud Bigtableを公開、Googleの基盤で使われてきたNoSQLデータベースが利用可能に。Cloud Datastoreとの違いは?

2015年5月11日

Googleは5月6日、10年以上にわたりGoogleのほとんどの重要なアプリケーションを稼働させてきたNoSQLデータベースのBigtableを、クラウドサービスの「Google Cloud Bigtable」として公開しました。

Google Cloud Bigtable — Google Cloud Platform

Cloud BigtableはフルマネージドのスケーラブルなNoSQLデータベースで、高い性能が特長。大規模なデータ収集、分析などに向いているとされています。

HBase APIでアクセス可能なためHadoopのエコシステムを活用でき、またGoogleのBigQueryやDataflowといった既存のサービスとも連係。

Bigtableの上にDatastoreが構築されている

GoogleはすでにマネージドなNoSQLデータベースとして「Google Cloud Datastore」を提供しています。BigTableとDatastoreはどう違うのでしょうか?

実は、Cloud DatastoreはBigtableの基盤の上で実現されてると説明されています

Cloud Datastoreでは、SQLに似たクエリが使えるようになっており、また複数行にまたがる操作を行ったときでもデータの整合性を保証するトランザクション機能も備わっています。またおそらくデータセンターにまたがったレプリケーション機能による高可用性もDatastore固有の特長のはずです。

これらはBigtableの上にDatastore独自の機能として実装しているわけです(その1つがMegastoreと思われます)。

つまり、ざっくりと言えばDatastoreの方がよりリッチなデータベースの機能を提供する一方で、Bigtableの方がプリミティブながらよりオーバーヘッドが小さいために高性能を提供する、これが両者の違いのようです。

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タグ : DBaaS , Google , NoSQL



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