Amazonクラウド、仮想プライベートクラウド機能を正式版へ、東京データセンターでも提供開始。専用線での接続も

2011年8月5日

Amazonクラウドは、クラウド内に自社専用のクラウド領域となる仮想プライベートクラウドを実現できる「Amazon Virtual Private Cloud」(Amazon VPC)の正式版と、東京データセンターでの提供開始を発表しました

複数のアベイラビリティゾーンにまたがって構築可能

正式版となったAmazon VPCは、Amazonクラウドの世界中のデータセンターで利用可能になり、さらに高可用性を実現するために単一の仮想プライベートクラウドを複数のアベイラビリティゾーンにまたがって構築可能になるなど、主に以下の機能強化が行われました。

  • 仮想プライベートクラウドを全てのAWSリージョンの複数のアベイラビリティゾーンで利用可能に
  • 単一の仮想プライベートクラウドを、複数のアベイラビリティゾーンにまたがって構築可能に
  • 単一の仮想プライベートクラウドが、複数のVPN接続を持てるように
  • 各リージョンで複数の仮想プライベートクラウドを構築可能に
Amazon VPC入門

日本語でAmazon VPCを説明した公式のドキュメント「Amazon VPC入門」も公開されました。

クラウドへ専用線で接続可能に

Amazon VPCと同時に、Amazonクラウドに対して専用回線を通じて接続可能な「AWS Direct Connect」の提供も発表されました

現在のところAmazonクラウドへの接続はインターネット経由ですが、これを物理的な専用線に置き換えることで、より安定しセキュアな接続を可能にします。AWS Direct ConnectはAmazonクラウドのすべてのサービスが利用可能です。特に仮想プライベートクラウドのAmazon VPCと組み合わせることで、専用線に接続された自社データセンターのように仮想プライベートクラウドを利用できるようになります。

AWS Direct Connectは米国で提供が開始され、東京データセンターでも今年度中に提供開始になるとのこと。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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