Kotlin 1.1.3登場。Java9対応、セマンティックハイライトなど。Kotlin/Native 0.3ではWindows環境でコンパイルとWindows用バイナリ生成も可能に

2017年6月26日

オープンソースで開発されているプログラミング言語「Kotlin」の最新版、「Kotlin 1.1.3」が登場しました

KotlinはJavaVM上で動作するため既存のJava用ライブラリやフレームワークなどを活用可能で、しかもJava言語よりも簡潔で安全なコードを書けることなどを特長としています。

5月に開催されたGoogle I/OではKotlinがAndroidの正式な開発言語となったことが発表され、注目度が高まっています。

Kotlin 1.1.3では、生成されるバイトコードの改善による性能向上、開発環境における機能追加、バグフィクスなどが行われています。

主な新機能として、JDK 9をサポート。Java 9 JDKでコンパイルが可能になりました。また、プロジェクト管理ツールのMaven用プラグインでパラレルビルドに対応。複数のKotlinモジュールを並行してコンパイル可能になっています。

Kapt(Kotlin Annotate Proccessing Tool)ではインクリメンタルコンパイルに対応。高速なビルドを実現しています。

また、開発ツールの「IntelliJ IDEA」と「Android Studio」では、セマンティックハイライトが有効になっています。

fig

Kotlin 0.3でWindows対応へ

JavaVMを使わず、コンパイルでネイティブコードを生成するKotlin/Nativeもバージョン0.3が登場しました

Kotlin/Native 0.3での最大のニュースは、Windowsがコンパイル環境としても実行環境としてもサポートされたことでしょう。これでKotlin/Nativeに興味を持って試すエンジニアが大幅に増加するのではないでしょうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

タグ : Java , Kotlin , 開発ツール



≫次の記事
IBM、DB2を「Db2」にリブランド。開発者向け「Db2 Developer Community Edition」も無償公開。MacOS版も用意
≪前の記事
Angular座談会(後編)。コンポーネントの設計はどうする? モジュール分割の方法は? ビルド遅くない? 開発者が生々しく語る現場の悩みとは。ng-japan 2017

カテゴリ



Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



新着記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig