マネージドKubernetesの利用料を無料に。Kubernetes専用の新コンテナサービス「AKS」(Azure Container Service)、マイクロソフトが発表

2017年10月25日


マイクロソフトはKubernetesのマネージドサービスに特化した新しいコンテナサービス「AKS」(Azure Container Service)のプレビュー版を発表しました

同社は以前からコンテナとオーケストレーションを提供する同名のサービス「Azure Container Service」を提供してきましたが、AKSはこれとは別のサービスとして展開されます。従来のAzure Container Serviceの略称は「ACS」、今回のKubernetes専用のAzure Container Serviceの略称は「AKS」となり、略称によって呼び分けるようです。

参考:[速報]マイクロソフト「Azure Container Services」発表。DockerコンテナのオーケストレーションをApache Mesosで提供。AzureCon 2015
参考:Microsoft Azure、Kubernetesのマネージドサービスを正式版に。Windows Server ContainerのKubernetesサポートも開始

ACSは今後も継続してサービスを提供するとのこと。

Kubernetes専用にしたことでシンプルで簡単に

ACSはオーケストレーションツールとしてApache MesosやKubernetesなど複数のツールのマネージドサービスを提供していましたが、AKSはオーケストレーションツールをKubernetesだけをマネージドサービスとして提供することで、使いやすく簡単にコンテナのオーケストレーションを実現できるようになると説明されています。

例えば、Kubernetesのバージョンを1.8へアップデートする操作は以下のように簡単です。

AKSでのKubernetesのアップデート

マネージドKubernetesの利用料はずっと無料

AKSの利用料金は、実行しているアプリケーションのインスタンス料金のみで、マネージドサービスとして提供されているKuberenetesは無料で提供すると説明されています。

AKS is free!

To help you get started, AKS is free. You only pay for the VMs that add value to your business. Unlike other cloud providers who charge an hourly rate for the management infrastructure, with AKS you will pay nothing for the management of your Kubernetes cluster, ever.

AKSを無料でスタートするのをお手伝いするため、料金が発生するのはビジネスの付加価値のための仮想マシンのみです。マネジメント基盤の料金が時間ごとに発生するほかのクラウドプロバイダとは異なり、AKSではKubernetesクラスタの管理料金を支払う必要はありません、ずっと。

下記はChannel9で公開されたAKSの紹介動画です。


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カテゴリ Docker / コンテナ / 仮想化
タグ  Kubernetes , Microsoft , Microsoft Azure , コンテナ


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