オープンソースのエディタ「Visual Studio Code 1.5」リリース。Vimエミュレーションの強化、20万ファイル以上の大規模プロジェクトでもファイル検索高速化など

2016年9月12日

マイクロソフトはオープンソースで開発しているエディタ「Visual Studio Code」の最新版となる「Visual Studio Code 1.5」のリリースを発表しました

対応するOSは、Windows、OS X、Linux 64bit。

Visual Studio Code 1.5では、大規模プロジェクトでの検索高速化、ファイルエクスプローラのアイコン設定、Vimエミューレション拡張の強化などが行われています。

22万以上のファイル名を数秒でサーチ

大規模プロジェクトでの検索強化では、カレントディレクトリ以下の全ファイル名を対象に、キーボード入力の内容と一致するファイルをリアルタイムにサーチ(いわゆるインクリメンタルサーチ)し、すぐにファイルを開ける「Quick Open」機能が高速化。

fig Ctrl-Pを押すと「Quick Open」が起動。文字列を入力すると、ファイル名を自動的にサーチしてそのままオープンできる

どれくらい高速化されたかは、Visual Studio Codeのブログで以下のように説明されています。

A newly cloned Chromium repository contains more than 220,000 files. On our development machines, Quick Open went from around 30s in VS Code version 1.3 to around 3-4s (depending on your platform) in version 1.5.

新しくクローンされたChromiumリポジトリには22万を超えるファイルが含まれています。開発環境のマシンで「Quick Open」を利用すると、VS Code 1.3では約30秒かかっていたのが、1.5では3秒~4秒になりました(利用しているプラットフォームによる)。

また、ファイルエクスプローラのペインでは、アイコンを選択できるようになりました。

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Visual Studio Codeでは、拡張機能「VIM extension」でVimのキーバインドを再現することができます。

このVim extensionでのVimの再現性をより高めるため、Visual Studio Code 1.5では画面のスクロールやカーソルの論理位置での行表示などいくつかのAPIを追加しています。

そのほか、TypeScriptやLESSの最新版のサポート、拡張機能の評価順ソート、Debugコンソールの強化など、多くの改善が行われています。

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カテゴリ 開発ツール / 言語 / プログラミング
タグ  Microsoft , Visual Studio , 開発ツール


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