io.jsがNode Foundationに参加を決定。Node.jsとio.jsは統合へ

2015年5月15日

Node.jsのフォークとして開発されてきたio.jsは、Node.jsの開発を推進する中立的な団体として設立された「Node Foundation」への参加を決定。Node.jsとio.jsはNode Foundationの下で統合されることが明らかになりました。

Node.jsからフォークしたio.js

Node.jsはオープンソースのサーバサイドJavaScript環境として注目を浴び、最近ではAmazonクラウドの「AWS Lambda」に採用されるなど本格的な実績を備えるようになりました。その一方で、Node.jsの開発は体制の変更などにより1~2年前から停滞していました。

そうした状況を活性化するためにフォークとして今年の1月に登場したのがio.jsです。io.jsは自身をNode.jsの「フレンドリーフォーク」と名乗り、これはNode.jsの分裂ではなく再活性化を狙ったものであるという姿勢を当初から打ち出していました。

Node.jsの開発主体であったJoyentも停滞を打破すべく、今年2月にNode.jsの開発を推進する中立的な団体として「Node Foundation」を設立。これにはマイクロソフトやIBM、PayPal、Fidelityなども参加しています。

このときNode Foundationからはio.jsに対して、参加と統合に向けた打診も行われたそうです。

これらの経緯は、io.js Evangelist@yosuke_furukawa氏のブログ「from scratch」の以下の記事で詳しく読むことができます(より詳しい経緯と状況を把握したい方はご一読をおすすめします)。

テクニカルコミッティの投票でNode Foundationへの参加決定

そしてNode Foundation側のガバナンスなどに関連する文書が出揃ったことを受けて、5月8日にはio.jsのテクニカルコミッティの一員であるMikeal Rogers氏が「Join the Node Foundation?」というドキュメントをGitHubに投稿。Node Foundationへの参加を提案します。

これを基にio.jsのテクニカルコミッティで昨日5月14日に投票が行われ、その結果Node Foundationへの参加が決まったことが明らかになりました

今後、Node Founsationではio.jsのオープンガバナンスの方針が踏襲されつつ、Node.jsのコアチームとio.jsのチームが統合されていくことが予定されているようです。

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