Amazon EBSが最大16テラバイト、2万IOPSまで拡張可能に。全リージョンで利用可能

2015年3月19日

Amazonクラウドでブロックストレージを提供する「Amazon Elastic Block Storage(Amazon EBS)で、容量と性能の指定が最大16テラバイト、2万IOPSまで可能になったことが発表されました日本語での発表)。

上記の画面で、Amazon EBSのタイプとしてIOPSを設定可能な「Provisioned IOPS(SSD)」を選択。サイズが16テラバイト、IOPSが2万の値になっているのが分かります。最小10ギガバイト、100IOPSから最大値まで、任意の性能と容量のストレージをユーザーが構成可能です。

また、「General Purpose (SSD)」のタイプでも最大16テラバイトの容量まで設定可能です。General Purposeでは最小の容量が1GB、IOPSが最大で1万です。

fig

この性能向上によって、データベースのようなストレージ性能に依存するアプリケーションの性能向上を実現するだけでなく、例えばRAID構成によって高性能大容量を実現していたストレージ(下図左)を、単一のシンプルな高性能ストレージ(下図右)に置き換えられる、といった利点も説明されています。

この容量と性能拡張は全リージョンですでに利用可能になっています。

あわせて読みたい

AWS クラウド ストレージ IaaS




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本