CentOSがRed Hatとの共同開発体制を発表。引き続きRed Hatからは独立しつつ、開発支援などを受け入れ

2014年1月8日

Red Hat Enterprise Linux互換のフリーなLinuxディストリビューションとして、多くのホスティングサービスやクラウドなどで広く利用されているCentOSが、Red Hatとの共同開発体制を発表しました。CentOSの発表から引用します

With great excitement I'd like to announce that we are joining the Red Hat family. The CentOS Project ( http://www.centos.org ) is joining forces with Red Hat. Working as part of the Open Source and Standards team ( http://community.redhat.com/ ) to foster rapid innovation beyond the platform into the next generation of emerging technologies.

私たちはRed Hatファミリーの一員になったことを、ここに大々的に表明します。CentOSプロジェクトはRed Hatとの協力体制を結びました。オープンソース&スタンダードチームの一部として働き、次世代のエマージングテクノロジーにおいてプラットフォームを超えたイノベーションの加速を促進していきます。

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この協力体制により、CentOSプロジェクトから数人がRed Hatで働くようになり、またRed Hatはビルドシステムなどの支援を行うことになるとのことです。一方で、これまでのCentOSの立場は変わらないとのことです。発表からいくつか翻訳して引用します。

3つのRed Hatベースのディストリビューションの位置づけは?

Red Hat | Red Hat and the CentOS Project Join Forces to Speed Open Source Innovation

Red Hatも同じタイミングで発表を行い、その中でRed Hat Enterprise LinuxとCentOS、そしてFedoraをそれぞれどう位置づけていくのかについて、下記のような説明を行っています。

Commercial development and deployment: Red Hat Enterprise Linux
パートナーのエコシステム、サポート、コンサルティング、トレーニングサポートなどの商用サービスを揃えたOSとして。

Community integration beyond the operating system: CentOS
Red Hatベースのテクノロジーとして、オープンソースのクラウドやストレージ、ネットワークなどの基盤テクノロジーを提供。コミュニティによってサポートされ開発されるOSとして。

Operating system innovation across the stack: Fedora
コミュニティによって開発されサポートされ、カーネルからクラウドまで先進的なテクノロジーを利用できる。将来のRed Hat Enterprise LinuxをベースにしたOSとして。

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タグ : Linux , Red Hat , オープンソース



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