ニフティクラウドが、Ruby、PHP、MySQLなどの環境をクラウド上ですぐに展開できる「ニフティクラウド C4SA」を正式公開

2012年8月1日

ニフティは、クラウド上でWebアプリケーションの開発や公開を手軽に行える新サービス「ニフティクラウド C4SA」の正式サービスを開始しました。

アプリ開発・運用を「シンプル」で「スマート」に。ニフティクラウド C4SA

ニフティクラウドはIaaS型のクラウドサービスとして2年半前から提供されてきており、C4SAはそのIaaS型クラウドサービス上に、数クリックでPHPやRuby on Rails、MySQLといった環境を自動的に構築し、すぐに開発に取りかかることができる機能を提供するもの。そのままサービスの公開まで行うことができます。

対応する言語やフレームワークは、Ruby、PHP、Python、Perl、node.js(予定)、Ruby on Rails、CakePHP、Tornado(予定)、Django、Catalyst(予定)など。

また、WordPress、Pukiwiki、Concrete5、CandyCane、そしてデータベースのMySQLもすぐに展開可能です。

複数の言語、フレームワークに対応

C4SAは言語やフレームワークなどの環境を展開するだけでなく、その環境に対してWebDAVやGitなどを用いてコードをデプロイすることも可能。Webブラウザから利用できるエディタも提供しており、開発も含めた基本的な操作はすべてWebブラウザで行えます。

C4SAを用いたWebアプリケーション公開後も、Web画面からインスタンス数や負荷の状況などをモニタでき、メモリ追加などのスケールアップ、インスタンス追加などのスケールアウトなどにも対応(スケールアウトは予定)。

いわゆるPaaSとは異なるユニークなアプローチ

クラウド上のプラットフォームサービスとして一般的なPaaS、例えばHerokuやGoogle App Engineなどは、クラウド側があらかじめ全利用者に対して構築済みの環境をプラットフォームとして提供し、運営管理も基本的にはクラウド側が行うものです。

しかしC4SAのアプローチはそれとは異なり、利用者が行う環境構築、開発、サービス公開などの手順を個別に自動化、省力化することで利用者をサポートしようというものです。

この利点として、既存のLAMPスタックを基に拡張されたものであるために、最初からマルチテナントの大がかりなPaaSを開発する必要がなく、サービスの小回りがきくことや、利用者自身も親しみのある既存のLAMPスタックの延長として扱いやすいことなどが挙げられるでしょう。

一方で、既存のPaaSとは異なり、サービスの管理をクラウドに完全にまかせられるわけではなさそうです。こうした、PaaSとIaaSの中間的なサービスである点がC4SAの基本的な特徴とみられ、それが今後利用者にどう評価されるかが注目されます。

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カテゴリ クラウド
タグ  IaaS , Nifty , PaaS


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