[速報]米マイクロソフトTechEd開催。Windows Azureは.NET 4.0対応、SQL Azureは容量50GBへ

2010年6月 8日

マイクロソフトは7日(現地時間)から、開発者向けのイベント「Tech・Ed 2010」を米ニューオリンズで開催しています。同社サーバ&ツールビジネス担当のプレジデント、ボブ・マグリア氏(写真)のキーノートスピーチでは、同社のクラウドに関わる製品やサービスの最新状況が紹介されました。

キーノートスピーチで発表された内容を追ってみましょう。

fig

同社のクラウド戦略の要(かなめ)は、Windows AzureやSQL Azureのクラウドサービスが、オンプレミスで稼働しているWindows ServerやSQL Server、パートナーが運用するWindows ServerやSQL Serverなどと同じ1つの管理ツールで管理できること。

fig

かつ、アイデンティティモデル、アプリケーションモデル、マネジメントモデルがこの3つで揃っていることが、同社のクラウド戦略の強み。

fig

例えば、クラウド上に構築された、配送サービスのためのアプリケーション。企業内からアクセスすると、ローカルのアクティブディレクトリからそのままクラウドへ認証を引き継ぐ。住所もアクティブディレクトリから情報を引き出して自動入力。

さらにAppFabric経由でオンプレミスのCRMと連係することもできる。

fig

Windows Azureでは、.NET Framework 4が今日から利用可能になる。そしてVisual Studio 2010のEntity Framework for Designer機能で、Visual StudioからSQL ServerとSQL Azureのどちらも同じようにモデリングできる。

fig

SQL Server Mangement Studioでは、アメリカのWindows AzureデータセンターのSQL Azure、ヨーロッパ、アジア、それにローカルのデータベースを1つの画面で管理可能。

System Centerでは、クラウドのインスタンスも管理できる。この機能は今年中に提供する。

fig

Windows Azureの.NET Framework 4.0対応、Windows Server AppFabricが利用可能に。

fig

また、Windows Server 2008 R2とWindows 7のService Pack 1は来月リリース予定。Windows Server 2008 R2 Service Pack 1では、マイナーな問題の解消のほか、Hyper-Vでのダイナミックメモリ機能、HDクオリティのリモートデスクトップ機能などが提供される。

fig

SQL Azureで、50GB容量のサポートを発表。

fig

続いて、MS Communication Server 14の紹介。これが新しいCommunicator。よりソーシャルになった。コンタクトリストのひとたちのアクティビティが表示されており、ステータスやアクティビティなどが変化するとそれが順次表示されていく。 。

fig

キーワードを入力すると、それぞれのユーザーの過去のアクティビティ、ドキュメントを書いたり、読んだりしたことなどに基づいてサーチし、人をリストアップしてくれる。

fig

カメラとマイクがついたPCなら、電話会議も、ビデオ会議も画面を共有しながら可能。非常に安いコストでこうしたコミュニケーションが可能になる。

fig

MS Communicatin Server 14は今年後半に出荷予定。


このエントリーをはてなブックマークに追加 Bookmark this on Delicious     fig Follow Me  fig RSS

タグ : Microsoft , Windows Azure , クラウド

次の記事
Javaのためのクラウドを作る、VMwareのSpringSource部門ゼネラルマネージャが来日
前の記事
最近盛り上がってきた「かんばん」、ソフトウェア開発における「かんばん」(Kanban)とは何か

Loading...

Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。新しいオンラインメディアの可能性を追求しています。
詳しいプロフィール


Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
RSSリーダーで : Feed





アクセスランキング - 過去7日間

  1. 特許庁の基幹システムはなぜ失敗したのか。元内…
  2. マイクロソフトの責任者が語る「われわれはどの…
  3. 特許庁の基幹システム失敗の背景にある、日本に…
  4. みんなはどんなテスト技法を使っているの? J…
  5. ソフトウェアテストの30年前と30年後(前編…
  6. マイクロソフトでは「開発プロセスのすべてにテ…
  7. ソフトウェアテストの30年前と30年後(後編…
  8. セールスフォース社長がつぶやいたエコポイント…
  9. 「絶対落ちないシステムを作れ」という要件に、…
  10. 客が本気にならないといいシステムができない。…
  11. HTTP 2.0はグーグルのSPDYがベース…
  12. ソフトウェアテストの近未来を話そう(前編)~…
  13. ソフトウェアテストの近未来を話そう(後編)~…
  14. グーグルはあれほど多くのソフトウェアのテスト…
  15. 電子書籍フォーマットの本命、「EPUB」をい…

最新記事 10本

バックナンバー



アルファブロガー・アワード2010受賞 Publickeyはアルファブロガー・アワード 2010を受賞しました! いつもご愛読ありがとうございます。









blog comments powered by Disqus