OpenStack、10番目のリリース「Juno」登場。Hadoop/Sparkのプロビジョニング自動化、ネットワーク機能仮想化の実装、IPv6対応など

2014年10月24日

オープンソースとしてクラウド基盤ソフトウェアを開発しているOpenStackから、10番目のリリースとなる「OpenStack Jono」が先週公開されました

Press Release » OpenStack Open Source Cloud Computing Software

OpenStackは半年ごとに新しいリリースを出すことにしており、各リリースにはアルファベット順にコードネームが付けられています。半年前にリリースされたのはコードネーム「Icehouce」で、今回のコードネームは「Juno」でした。来年4月に登場予定の次のリリースはコードネーム「Kilo」となります。

HadoopやSparkのプロビジョニングを自動化

Icehouseでは、クラウドでデータベースサービスを実現する「Trove」が正式コンポーネントとして追加されたことが最大のニュースでしたが、今回のJunoではクラウドでビッグデータを処理するためのHadoopやSparkのプロビジョニングと管理の自動化が追加されたのが最大のトピックでしょう。

ビッグデータの分析はOpenStackのユースケースとして多く、より迅速に処理が実現できるように対応したと説明されています。

NFV(ネットワーク機能仮想化)の実装

ルーティングやスイッチ、ファイアウォールといったネットワークの機能をソフトウェアで実現しようというNFVのためのチームが5月にOpenStackプロジェクトの中で発足。その最初の機能が今回のJunoで実装され、今後のリリースでさらに追加されていくとのこと

またネットワーク機能(Neutron)ではIPv6サポートの改善、オーケストレーション機能(Heat)ではデプロイに失敗した場合のロールバック機能など、多数の新しい機能が追加されています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

カテゴリ クラウド
タグ  IaaS , OpenStack


次の記事
「米国政府がAWSのデータへのアクセスを要求したら?」「まだ値下げを続けられるのか?」Amazonクラウドのシニアバイスプレジデント、Andy Jassy氏が質問に答える
前の記事
Google、モバイルBaaSのFirebaseを買収、クラウドに統合へ。モバイルアプリのオフライン対応、リアクティブプログラミングなどを実現

カテゴリ



Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



新着記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig