NutanixとLenovo、ハイパーコンバージドインフラで提携。LenovoサーバにNutanixのソフトウェアを搭載

2015年11月5日

ハイパーコンバージドインフラを提供している新興企業のNutanixと、IBMからx86サーバ事業を継承したLenovoが、Lenovoブランドのハイパーコンバージドインフラの開発、販売に関する戦略パートナシップを発表しました。

Nutanix | Lenovo US

今回のNutanixとLenovoの提携において両社はOEM契約を結び、Lenovoブランドでハイパーコンバージドインフラ製品が投入される予定であることが発表されています。

ハイパーコンバージドインフラとは、ストレージを内蔵したx86サーバをネットワークで接続し、クラスタ構成を可能にした仮想化インフラ向けのアプライアンス製品。内蔵のソフトウェアによって、サーバを追加することでクラスタの処理能力や容量を簡単にスケールアウト可能なのが特長です。

コンバージドインフラと呼ばれる従来の仮想化インフラ向けアプライアンスでは、サーバのストレージとして共有ストレージアレイを用いていましたが、ハイパーコンバージドインフラでは共有ストレージアレイを用いません。サーバごとに内蔵したストレージを、ソフトウェアによって仮想ストレージアレイ化することで、ハードウェア構成をシンプルにしつつ低コストでスケールアウト可能な構造にしています。

Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャの専業ベンダーとしてこの市場をリードしてきましたが、ここ1年ほどでVMware「EVO:RAIL」、VCE「VxRACK」、EMC「VSPEX BLUE」、ヒューレット・パッカード「HP ConvergedSystem」などの製品が主要ベンダから投入され、市場が急速に活性化しています。

Lenovoとしては、成長市場であるハイパーコンバージドインフラ市場に対して、実績のあるNutanixともに市場に参入できる機会を得、一方のNutanixは、IBMのx86事業を継承したことでブランド力とグローバルなサポート力を持つLenovoと組むことにより、これまで自前でSupermicroのサーバを調達して展開しサポートしてきた段階から大きく飛躍できる機会を得たことになるでしょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

タグ : Nutanix , サーバ



≫次の記事
Docker 1.9がリリース。マルチホストネットワーキング、クラスタリングのDocker Swarmなどが本番環境で利用可能に
≪前の記事
[速報]マイクロソフトとレッドハットが戦略的提携。両社の統合チームがAzure上のRed Hat社Linuxサポート、.NET Coreに対応など

Loading...

Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。新しいオンラインメディアの可能性を追求しています。
詳しいプロフィール


Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



Publickey 最新記事 10本

Publickey Topics 最新記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig

fig



blog comments powered by Disqus