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Google、Dockerコンテナをサーバレスで実行できる新サービス「Cloud Run」パブリックベータで公開。Knativeベースの互換性実現。Google Cloud Next '19

2019年4月11日


Googleは、Dockerコンテナをサーバレス環境で実行できる新サービス「Cloud Run」を、サンフランシスコで開催中のイベント「Google Cloud Next '19」で発表。パブリックベータとして公開しました。

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Cloud RunはHTTPでステートレスなサービスを提供するコンテナを、サーバレス環境で実行可能。すなわち、負荷がない場合にはサービスはまったく起動されず、負荷に応じて自動的にスケール。課金もおよそ100ミリ秒ごとに起動しているサービス数などによって計算されます。

Dockerコンテナであれば、どんな言語で作られたサービスであっても関係なく利用できます。

デモンストレーションでは、Cloud Runが非常に簡単に利用できることが示されました。

まず、Cloud Runの画面からコンテナイメージのURLを入力。サービスの名前を設定。

fig2

画面下部にある「CREATE」ボタンをクリック。

fig3

これでCloud Runがコンテナイメージをインポートし、実行を開始し、安定しかつセキュアなHTTPエンドポイントを設定。そのエンドポイントへアクセスすればサービスが利用できます。

fig4

Cloud Run on GKEも発表

Cloud Runは、Googleが昨年オープンソースとして公開し開発が進められているKnativeをベースにしたサービスです。

Knativeは、Kubernetes上でサーバレスコンピューティング環境を実現するフレームワーク。

Googleは今回、Cloud Runの実行環境をより詳細に管理したいケースに対応するため、GoogleのKubernetes環境にCloud Runを実装した「Cloud Run on GKE」も発表しました。これによりKuberenetesのレイヤでCloud Run環境のCPUやメモリの割り当てなどを管理できるとのこと。

さらにCloud RunはKnativeベースの互換性が実現されているため、コンテナと関連ファイルをエクスポートすることで、ほかのクラウドのKubernetes上で稼働しているKnative環境でも、そのままコンテナをKnativeのサーバレス環境で実行できます。

デモでは、IBM CloudのKubernetes上で稼働するKnativeへのデプロイが示されました。

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Knativeによってサーバレス環境は標準化に向かうか?

Knativeをベースにしたサーバレス環境は、すでにGitLabがどのクラウドでも使えるサーバレスとして「GitLab Serverless」を昨年12月に発表しており、同じく12月にPivotalもKnativeをベースにしたサーバレス環境「Pivotal Function Service」のアルファ版を発表

今年1月にはTriggerMeshがKubernetes上にAWS Lambda互換の実行環境を構築する「Knative Lambda Runtime」(KLR:発音はClear、クリア)をオープンソースで公開しています。

これまでもオープンなサーバレス環境構築の試みはありましたが普及するに至っていません。KnativeはKubernetesという分散環境の事実上の標準基盤を用いている面で、今後のサーバレス環境の標準化に向けた動きが期待できそうです。

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