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GitLab、Slackライクなサービス「Gitter」を買収。有償プラン廃止で何人でも無料で利用可能に。オープンソース化も約束

2017年3月17日


GitHub互換のソースコード管理サービスを提供するGitLabは、GitHubなどに対応する開発者向けチャットサービスを提供するGitterを買収すると発表しました

Gitterとは、GitHubやTwitterのアカウントを用いて誰でも簡単にチャットルームを開始できるサービスです。Slackに似ていて、GitHubと連携して開発中のソフトウェアに関するコミュニケーションを便利に行うことができます。

fig GitterのWebサイトからTwitterかGitHubのアカウントでログインすれば、すぐに自分のチャットルームが作れる

買収後もGitterは単独のサービスとして継続して提供され、GitHubやTwitterのアカウントによるログインもそのまま続けるとのこと。さらに今後数か月でGitLabとの統合も実現していくとしています。

さらにGitterがオープンソース化されるとのことも示されました。

Next piece of wow: we will be open sourcing all of the Gitter. That’s right, the web application, the mobile apps, the whole nine yards, free and open. This will not only allow the community to give back and improve Gitter for everyone, but will also allow communities to run their own Gitter instances.

もう一つのビッグニュースは、Gitterを全部オープンソース化するということです。そう、Webアプリケーション、モバイルアプリ、全部をフリーでオープンにします。これによってGitterをすべての人によってよいものに改善できるようになるだけでなく、自分のインスタンスとしてGitterを実行し、コミュニティを作ることができるようになるということです。
(「Gitter+GitLab=win」から)

さらにGitterの有償プランが廃止され、何人でも無料で利用可能になりました。

we will also be making all conversations free and unlimited. We know that many communities want to have private conversations amongst the core team and contributors, this was previously limited to 25 people in private rooms - well that’s a thing of the past and you can talk freely wherever and however you like.

私たちはまた、すべての会話を無料かつ無制限にしました。多くのコミュニケーションにおいて、プライベートな会話が求められていることを私たちは認識しています。例えばコントリビュータに対してコアチームのような。これまで、プライベートルームは25人までに制限されていましたが、これは過去のものとなりました。現在では好きなだけ無料で会話ができます。

有償プランに入っていたユーザーには数週間以内に返金されるとのこと。

GitHubに勝つためにGitLabはGitterを買収した

なぜGitLabはGitterを買収したのでしょうか。

GitLabは買収に関して説明したブログ「Gitter is joining the GitLab Team 」において、「This acquisition is part of the our strategic plan to become the most popular SaaS solution for public repositories. 」(この買収は、最も人気のあるパブリックリポジトリのSaaSになる、という戦略の一部だ)と説明しています。つまり、GitLabはGitHubの人気を抜くことが戦略的目標であり、そのためにGitterを買収したというわけです。

Gitterは、開発者同士がGitHubのプロジェクトに関連したチャットによるコミュニケーションを簡単に実現するサービスとして人気がありました。この人気サービスを買収し、GitLabのサービスとして緊密に統合することが、GitHubよりも人気のサービスになるために必要だと同社は判断したのでしょう。



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