Publickey Smart Edition β3

AWS東京リージョンで、大容量データを物理ストレージで配達する「AWS Snowball」がついに利用可能に

2017年9月20日


Amazon Web Services(AWS)は、大容量データを物理ストレージで配達する「AWS Snowball」が東京リージョンでも利用可能になったことを発表しました

数テラバイトからペタバイトクラスのような大容量のデータをインターネットを通じてAWSへのようなクラウドへ転送したり、逆にクラウドからオンプレミスへ転送することは非常に時間がかかります。

例えば、100テラバイトのデータを転送を100Mbpsの回線を通じて行う場合には、転送完了まで100日以上かかる計算です。

AWS Snowballは、そうした大容量データをハードディスクに保存し、物理的に配送することで、インターネット経由でのデータ転送よりも高速かつ安全にデータ転送をする手段として2015年10月に開催されたAWS re:Invent 2015で発表されました

AWS SnowballAWS re:Invent 2015で発表されたAWS Snowball。発表時は「Amazon Snowball」とされていた

Snowballの筐体は配送中に手荒に扱われてもデータを安全なまま保存できるように、防水かつ8.5Gの衝撃に耐える頑丈もの。この筐体に50テラバイトのストレージ(その後80テラバイトモデルも登場)を内蔵。ケース内でデータの暗号化も行われます。

外側にはE Inkのラベルが表示されており、10Gbイーサネットで接続できます。

東京リージョンで利用可能になったAWS Snowball

AWS Snowball Edgeも利用可能に

東京リージョンでは同時に「AWS Snowball Edge」も利用可能になっています。

AWS Snowball Edgeは、AWS Snowballとほぼ同様の頑丈なケース内にストレージだけでなくオンボードのコンピュータを備えています。

これによりSnowball Edgeをデータの物理転送だけでなく、クラウドにアクセスできないときのストレージ層として利用することなどができるようになっています。

ちなみに、AWS re:Invent 2016で発表されて話題になった、トラックで乗り付けて大規模データを吸い上げる「AWS Snowmobile」は、今回東京リージョンで利用可能になったサービスには含まれていません。いつか東京リージョンにもやってくるのでしょうか?(きませんよね)

AWS SnowmobileAWS re:Invent 2016で発表されたAWS Snowmobileの大型トラック


≫次の記事
Windows ServerでLinuxコンテナが稼働可能に、今月のWindows Server 2016アップデートで。マイクロソフトが予告
≪前の記事
[速報]HashiCorp、インフラ変更全体にまたがるアクセス権を設定する「Sentinel」発表。「Policy as Code」を実現するフレームワーク。HashiConf'17


新着記事

Home PC版Homeへ

お知らせ:Publickey Smart Editionは、現在ベータ版として無料で試験運用中です。