HPE、「100%の可用性を約束する」ハイエンドストレージ「HPE Primera」発表

2019年7月31日

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(以下HPE)は7月30日、都内で発表会を開き、ストレージの新ラインナップとなる「HPE Primera」(プライメエラ)シリーズを発表しました。

従来のストレージのハードウェアやソフトウェアを見直すことで、100%の可用性を約束するとしています。

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Primeraは、事実上同社の3PAR製品群から派生した新ラインナップです。

ハードウェアとしてSkylake世代のXeonプロセッサを搭載し、3PARの第六世代ASICによるメモリシェアド型のオールアクティブアーキテクチャにより、NVMeによる高速なアクセスにも対応できる低いレイテンシ、チューニング不要、インスタントフェイルオーバーなどを実現。

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プロセッサの能力向上によって、ストレージOSではカーネル空間ではなくユーザー空間でストレージサービスを実装可能になり、これによりノードリブート回数の削減やバージョンアップの高速化などを実現。

日本ヒューレット・パッカードのカテゴリーマネージャー加藤茂樹氏は、Primeraが100%の可用性を約束するうえで、このユーザー空間におけるストレージサービスの実装による動作の安定化が大きく寄与していると話しました。

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Primeraはまた、ストレージの状態をモニタリングしつつ、その状態データを機械学習でリアルタイム処理することで、故障や性能などの予測や最適化などを行う同社独自のサービスである「HPE InfoSight」に対応。

このInfoSightのサービスはネットワーク経由で提供されるものですが、Primeraはこの機能の一部をストレージ内に組み込むことで、クローズドな環境でも異常検出や性能予測などを行うことができるようになっています。

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ラックに設置してから稼働まで20分程度、プロビジョニングも数秒で行えるなど、すぐに稼働開始できるのも大きな特徴です。

HPEはこのPrimeraの可用性について、InfoSightへの接続とモニタリングデータの送付を行うことや、Proactive Care以上の保守契約を結ぶことなど一定の条件下で100%を約束するとしており、もしも100%を実現できなかった場合には、Primeraの将来の購入もしくはアップグレードに使えるクレジットを提供するとしています。

Primeraは最小で2ノード構成で2039万1000円から、4ノード構成で5514万円から、などの構成が選択可能。

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HPEのストレージラインナップはこれでエントリーレベルのHPE MSAからハイエンドのPrimeraやXP7まで、多くのラインナップを抱えることになります。

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