仮想環境の構築ツール「Vagrant 1.8」リリース。リンククローン対応、スナップショット機能も搭載

2015年12月24日

仮想環境の構築ツール「Vagrant 1.8」がリリースされました。新バージョンとなるVagrant 1.8では、Linked Clone(リンククローン)、Snapshotなどの新機能が搭載されました。

Vagrant 1.8 - HashiCorp

仮想マシンを構築する際、通常は仮想イメージをそのまま使いますので、仮想マシンを3つ構築する場合には、その中身が同じであっても3つの仮想マシンイメージを用います。いわゆる「フルクローン」です。

一方、リンククローンは、仮想マシンを構築する際に仮想マシンイメージのマスターイメージとその差分だけで新しい仮想マシンを作ることができる機能です。差分だけで済むためストレージの消費が小さくて済みます。

Vagrant 1.8ではこのリンククローンに対応することで、差分だけを読み込んで仮想マシンを作れるようになるため、より高速に仮想マシンを構築できるようになったとのこと。

a small Linux box on my machine went from a 10 second import to less than second. And a Windows box (typically very large) went from a 40 second import also to less than a second.

私のマシン上の小さなLinuxボックスは、インポートにかかる時間が10秒から1秒以下になりました。また、Windowsボックス(通常はとても大きい)は40秒かかるインポート時間がやはり1秒以下になりました。
Vagrant 1.8」から

「vagrant snapshot」によって仮想マシンのスナップショットがとれるようになりました。リリース時点でVirtualBoxとVMwareでサポートしています。

これによって、ある時点の状態へ仮想マシンの状態をすぐに戻すことができるようになります。例えば、マニュアルテストを開始する前にスナップショットを撮っておくことで、何度もテスト前の状態へ戻すことができるようになります。

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タグ : Vagrant , クラウド



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