2015年のIT投資意欲は鈍化。IT部門の役割は将来に向けて縮小傾向か。ITR

2014年12月4日

調査会社のITRは、「IT投資動向調査2015」を発表しました。国内企業1095社からの回答を基に、IT予算の動向、重点投資先、IT部門の役割などについて分析しています。

発表された結果によると、2015年のIT投資は昨年度よりも増加させる見通しの企業数が減少し、横ばいはほぼ同数、減少させる見通しの企業が増加した結果、全体を指数化した「IT投資増減指数」では前年比0.97%増と、わずかな増加傾向となっています。

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IT投資の重点を聞く質問では、「IT基盤の統合・再構築」が5年連続で最上位、2位も前年同様「ビジネスプロセスの可視化・最適化」となりました。3位の「全社ネットワーク環境の刷新・見直し」、4位の「全社的なコンテンツ管理インフラの整備」とあわせて、多方面にわたる全体最適化が強く意識されていることが見てとれます。

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IT部門の「現在の役割」と「3〜5年後に担うべき役割」の質問については、システムの機能や性能の改善、安定稼働、障害対応、ITベンダとの交渉や製品策定といった、従来のIT部門に期待されている役割が今後は大きく縮小するとの見方が示されました。

一方でIT部門の役割が拡大すると期待されているのは、ワークスタイル改革、ビジネスモデルの開発や改良、ビジネスイノベーションの促進といった分野です。IT部門の役割が大きく変化し、より経営に近い役割を期待されていることがわかります。

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