Google、IBM、NVIDIAなどがデータセンター向けのサーバ、ストレージ、ネットワークの開発協力へ、POWERをベースに

2013年8月9日

大規模スケールのデータセンターやクラウドのための選択肢や柔軟性を実現するため、先進的なサーバ、ネットワーク、ストレージ、GPU活用技術などを開発することを目的として、Google、IBM、NVIDIAをはじめ、Mellanox、Tyanらが協力しする「OpenPOWER Consortium」の設立を発表しました

IBM News room - 2013-08-06 Google, IBM, Mellanox, NVIDIA, Tyan Announce Development Group for Data Centers - United States

IBMはPOWERプロセッサの知的財産をライセンスし、エコシステムの拡大を期待。まずはNVIDIAとともにPOWERプロセッサとGPUのエコシステムの統合に取り組みます。

これによりIBMは、いままでオンプレミスのサーバ向けに開発されてきたPOWERプロセッサをデータセンター向けに進化させ、クラウド時代にも生き残れるプロセッサにしようと考えているはずです。

一方、NVIDIAにとってもGPUの持つ高い計算能力をデータセンターで活かすための取り組みであり、自社の技術を単にグラフィック強化のためではなくデータセンターの重要な一要素と位置づけようとする戦略に沿ったものでしょう。

Googleはこのコンソーシアムでどのような役割を果たすのか説明されていませんが、Googleにとって、データセンター内のサーバが事実上x86プロセッサしか選択肢がない状態から、POWERプロセッサをベースにしたサーバという選択肢を得ることができます。用途に応じた最適なサーバ選択や、市場での競合状態を作り出すことによる技術の進化の加速などのメリットなどが得られるために参加しているのではないでしょうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

タグ : Google , IBM , POWERプロセッサ , サーバ , データセンター



≫次の記事
ITまんが 2013年版 ~ ITが楽しく分かるマンガを集めてみました
≪前の記事
納品のない受託開発、ソニックガーデンがノウハウとブランドの提供を開始。「ソニックガーデンギルド」

カテゴリ



Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



新着記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig